WordPressバージョンの確認方法を初心者向けにわかりやすく解説

WordPressワードプレス)のバージョン確認する方法を解説します。

  • WordPressのバージョンはどこで確認できるの?
  • WordPressにログインしなくてもバージョンを調べられる?
  • WordPressの新しいバージョンが公開されたら更新すべき?

上記の疑問をわかりやすく解決します。

この記事は、2011年からワードプレスを使っている当サイト管理人が書きました。ぜひ参考にしてください。

この記事を書いた、かずよしです

ユーザー数のべ800万人超えの情報サイト「WordPress超初心者講座」管理人。ワードプレスの始め方や使い方を、初心者向けにやさしく解説します。

目次

WordPressのバージョンを確認する3つの方法

WordPress(ワードプレス)のバージョンを確認する方法は、いくつかあります。今回は、ワードプレス初心者向けのバージョン確認方法を3つ紹介します。

方法1.WordPress管理画面で確認する

WordPressにログインできる場合は、管理画面でバージョンを確認するのが最も簡単です。

WordPress管理画面でバージョンを確認できる場所は、複数あります。

「概要」ウィジェット

ダッシュボードの概要ウィジェットでWordPressバージョンを確認できる
ダッシュボードの概要ウィジェットでWordPressバージョンを確認できる

WordPressログイン直後に表示されるダッシュボードには、いくつかのウィジェットが並んでいます。

その中の「概要」ウィジェットで、いま使っているWordPressのバージョンを確認できます。

概要ウィジェットが表示されない場合

画面右上の「表示オプション」をクリックし、「概要」にチェックを入れてください。

ダッシュボードの表示オプションで概要にチェック
ダッシュボードの表示オプションで「概要」にチェック

「WordPressの更新」画面

WordPressの更新画面でWordPressバージョンを確認できる
WordPressの更新画面でWordPressバージョンを確認できる

「WordPressの更新」画面にも、いま使っているWordPressのバージョンが記載されています。更新画面は、以下の手順で開くことができます。

WordPress管理画面メニューのダッシュボード更新をクリック

管理画面の右下

管理画面の右下でWordPressバージョンを確認できる
管理画面の右下でWordPressバージョンを確認できる

WordPressの最新版を使っている場合は、管理画面の右下にいま使っているWordPressのバージョンが表示されます。

最新版を使っていない場合は、「バージョン x.x.x を入手する」というリンクが表示されます。クリックすると、WordPressの更新画面に移動します。

サイトヘルス

サイトヘルスでWordPressバージョンを確認できる
サイトヘルスでWordPressバージョンを確認できる

サイトヘルスは、サイトの”健康状態”を診断する機能です。以下の手順でWordPressバージョンを確認できます。

STEP
サイトヘルス画面を開く

WordPress管理画面メニューのツールサイトヘルスをクリック

STEP
「情報」タブをクリック
STEP
「WordPress」をクリック

「WordPressについて」画面

「WordPressについて」画面でWordPressバージョンを確認できる
「WordPressについて」画面でWordPressバージョンを確認できる

管理画面左上のWordPressアイコンをクリックすると、いま使っているバージョンの詳細を確認できます。

新しく搭載された機能や、改善された内容が詳しく説明されているので、ぜひチェックしてみてください。

方法2.WordPressサイトのソースコードで調べる

WordPressサイトのソースコードでWordPressバージョンを確認できる
WordPressサイトのソースコードでWordPressバージョンを確認できる

サイトの「ソースコード」とは、プログラミング言語で書かれたコードのことです。

WordPressを使えばプログラミング言語を知らなくてもWebサイトを作ることができます。しかし、実は裏側でWordPressがコードを書いてくれているんですよ。

ソースコードという聞き慣れない用語で、難しく感じるかもしれませんね。でも安心してください。以下の手順で簡単にWordPressのバージョンを調べることができます。

STEP
バージョンを調べたいサイトをブラウザで開く
STEP
ソースコードを表示する

例:Google Chromeでソースコードを表示する方法

  • Windows:キーボードの Ctrl + U キーを押す
  • Mac:キーボードの Cmd + Option + Uキーを押す
STEP
WordPressバージョンの記述を探す

WordPressバージョンが書かれたコードを探します。以下の例では、WordPressバージョン 6.4.2を使っていることがわかります。

<meta name="generator" content="WordPress 6.4.2" />

ソースコードで調べる方法は、WordPressにログインできない時や、他者のサイトのバージョンを確認したい時に使える方法です。

しかし、WordPressテーマの仕様やプラグインの設定によって、ソースコードにWordPressバージョンが表示されない場合があります。

管理画面やソースコードでWordPressバージョンが確認できない場合は、次の方法3 をお試しください。

方法3.WordPressのversion.phpファイルで確認する

WordPressのversion.phpファイルでWordPressバージョンを確認できる
WordPressのversion.phpファイルでWordPressバージョンを確認できる

WordPress本体に含まれるファイルの1つに「version.php」があります。version.phpの中に、いま使っているWordPressのバージョンが書かれています。

version.phpファイルを開くには、WordPressをインストールしているサーバーにアクセスしなければなりません。サーバーにアクセスする主な方法には、以下の2つがあります。

  • FTPソフトを利用する
  • サーバーのファイルマネージャを利用する

サーバー内のファイルを操作する際は、くれぐれもご注意ください。操作を誤ると、サイトに重大なトラブルが発生することがあります。

サーバー内のファイルの操作は、自己責任でお願いします。万が一トラブルが発生しても、当サイトでは責任を負いかねます。

今回は、エックスサーバーのファイルマネージャを使ってversion.phpファイルを開き、WordPressバージョンを確認する手順を紹介します。

STEP
ファイルマネージャにログインする

ファイルマネージャのログインページを開き、ログインします。

エックスサーバー・ファイルマネージャーのログインページ
エックスサーバー・ファイルマネージャーのログインページ
STEP
wp-includesディレクトリを開く

以下の手順で、wp-includesディレクトリ(フォルダ)を開きます。

  1. WordPressサイトのドメイン名(例:example.com)
  2. public_html
  3. WordPressをインストールしているディレクトリ(例:wp)
    • インストール方法によっては、上記ディレクトリが存在しない場合あり
  4. wp-includes
STEP
version.phpファイルをダウンロードする

ファイル一覧からversion.phpを選択し、ダウンロードをクリックします。

エックスサーバーのファイルマネージャーでversion.phpファイルをダウンロードする
エックスサーバーのファイルマネージャーでversion.phpファイルをダウンロードする

ダウンロードではなく「編集」をクリックして、ファイルの内容を確認することもできます。しかし、誤操作を防ぐためにダウンロードしてから確認することをおすすめします。

STEP
WordPressバージョンの記述を探す

ダウンロードしたversion.phpを開いて、WordPressバージョンが書かれたコードを探します。version.phpファイルは、メモ帳アプリ(Windowsの場合)などで開くことができます。

以下の例では、WordPressバージョン 6.4.2を使っていることがわかります。

$wp_version = '6.4.2';

WordPressのバージョンとは

そもそも、WordPressの「バージョン」とは、どういうものなのでしょうか。なぜ、バージョンを確認する必要があるのでしょうか。

これまでに公開されたWordPressバージョン一覧

WordPressは、2003年にブログソフトウェアとして公開されました。以来、新しいバージョンが次々に公開されています。

WordPressのようなソフトウェアの「バージョン」とは、新旧を区別する番号をいいます。

下表は、これまでにリリースされたWordPress 6.3以降のバージョンとリリース日をまとめています。

バージョンリリース日
6.4.22023年12月6日
6.4.12023年11月13日
6.42023年11月7日
6.3.22023年11月7日
6.3.12023年10月6日
6.32023年8月8日
「6.3」以降のWordPressバージョン
2023年12月時点

さらに詳しい表は、WordPress公式サイトのRelease Archiveで確認できます。

新しいバージョンが公開される理由

WordPressの新しいバージョンが公開される主な目的は、次の4つです。

  • 新しい機能の追加
  • バグ・エラーの修正
  • パフォーマンスの改善
  • セキュリティの強化

各バージョンがどのような目的で公開されたのかは、WordPress公式サイトのReleases カテゴリーページで確認できます。

できる限り最新バージョンを利用する

WordPressの新しいバージョンが公開される理由は、ただ便利にするためだけではありません。サイトを安全に運営できるようにする目的があります。

安心してサイト運営するためにも、WordPressはできる限り最新バージョンを利用することをおすすめします。

古いバージョンのまま更新をしなければ、以下の問題が起こるかもしれません。

  • 最新の便利な機能が使えない
  • サイトの異常をほったらかしにしてしまう
  • 悪意のある攻撃を受けやすくなってしまう

きちんと準備をしないままWordPressを新しいバージョンに更新すると、サイトが正常に動かなくなる恐れがあります。次の章では、WordPressを安全に更新する方法を紹介します。

WordPressを最新バージョンに更新する方法

WordPressを最新バージョンに更新する時は、なるべく不具合が発生しないようにすることはもちろん、万が一トラブルが生じてもすぐ元に戻せる準備も必要です。

安全にWordPressをアップデートする手順を、以下にまとめました。

STEP
WordPressのバックアップを取る

簡単で初心者向きな方法は、プラグインを利用することです。プラグインを使ったWordPressのバックアップ方法は、以下を参考にしてください。

STEP
PHPのバージョンを確認する

レンタルサーバーで使用しているPHPのバージョンによっては、更新後にサイトが正常に動作しない可能性があります。PHPのバージョン変更が必要かどうかは「サイトヘルス」画面で確認できます。

サイトがPHPの古いバージョンを実行しており、更新をおすすめします」と表示される場合は、PHPバージョンの変更を検討してください。

サイトがPHPの古いバージョンを実行しており、更新をおすすめします

PHPのバージョンを変更する方法は、下記で紹介しています。

STEP
プラグインやテーマを更新する

プラグインやテーマの新しいバージョンが公開されている場合は、アップデートしておきましょう。WordPressの最新版に対応するために、修正されているかもしれません。

STEP
プラグインを無効化する

有効化しているプラグインを全て無効化します。プラグインによっては、WordPressの最新版に対応できていない可能性があるからです。

下記の操作でプラグイン一覧画面を開きます。

WordPress管理画面メニューのプラグインインストール済みのプラグインをクリックする

全てのプラグインを選択し、無効化してください。

プラグインの一括無効化「適用」をクリック

プラグインの使い方については、下記もあわせてお読みください。

STEP
WordPressをアップデートする

WordPressの更新画面を開き、新しいバージョンに更新します。

WordPressの更新ボタン
WordPressの更新ボタン
STEP
プラグインを有効化する

STEP4で無効化したプラグインを1つずつ有効化します。1つずつ行う理由は、有効化した後に不具合が出た場合、原因となったプラグインを特定しやすくなるからです。

プラグインを1つずつ有効化
プラグインを1つずつ有効化する
STEP
動作確認をする

最後に、WordPress管理画面やサイトが正常に動作するか確認します。

  • 管理画面の各メニューは開けますか?
  • サイトのトップページや記事などは正常に見られますか?
  • コメントを受け付けている場合、書き込みができますか?
  • 問い合わせフォームを設置している場合、正しく送信できますか?

この他にも、テーマやプラグインなどによって機能を追加している場合は、正常に動作するかチェックしてください。

WordPressをアップデート(更新)する方法のさらに詳しい手順は、下記ページで解説しています。

WordPressバージョンを非表示にする方法

本記事で、WordPressのバージョンをソースコードで確認する方法を紹介しました。この方法は、自分のサイトだけでなく、他者のサイトのWordPressバージョンも確認できます。

言い換えれば、自分のサイトのWordPressバージョンを、他人が簡単に調べられるということです。

自分のサイトのWordPressバージョンが丸見えの状態になっているのは危険な場合もあります。

なぜなら、古いバージョンのWordPressを使っているとセキュリティが弱い可能性があるため、悪意のある攻撃者の標的になりやすいからです。

上記のリスク対策の1つが、WordPressバージョンを表示させないようにすること。WordPressバージョンを非表示にする方法で初心者向きなのが、プラグインの利用です。

Meta Generator and Version Info Remover プラグインなら、インストール・有効化するだけでWordPressのバージョンをソースコードから隠すことができます。

STEP
プラグインを検索

プラグインの新規追加画面で、Meta Generator and Version Info Remover を検索します。

  1. WordPress管理画面メニューのプラグイン新規追加をクリック
  2. 画面右側の検索窓にプラグイン名「Meta Generator and Version Info Remover 」を入力
プラグイン新規追加画面でプラグイン名で検索
プラグイン新規追加画面で「Meta Generator and Version Info Remover」を検索
STEP
インストール

今すぐインストールボタンをクリックします

Meta Generator and Version Info Remover プラグインをインストール
Meta Generator and Version Info Remover プラグインをインストール
STEP
有効化

有効化をクリックします。

Meta Generator and Version Info Remover  プラグインを有効化
Meta Generator and Version Info Remover プラグインを有効化

ブラウザでサイトにアクセスし、ソースコードでWordPressバージョンが非表示になっているか確認してください。

例:Google Chromeでソースコードを表示する方法

  • Windows:キーボードの Ctrl + U キーを押す
  • Mac:キーボードの Cmd + Option + Uキーを押す

WordPressのバージョンを確認する方法まとめ

WordPressのバージョンを確認する方法を3つ紹介しました。

3番目の「version.phpファイル」で確認する方法は、サーバーにアクセスする必要があります。操作を誤ると、サイトに重大なトラブルが発生する可能性があるので、じゅうぶん注意してください。

WordPressでは、主に以下を目的としたバージョンアップが実施されることがあります。

  • 新しい機能の追加
  • バグ・エラーの修正
  • パフォーマンスの改善
  • セキュリティの強化

バージョンアップには、ただ便利にするためだけでなくサイトを安全に運営できるようにする目的があります。WordPressはできる限り最新バージョンを利用することをおすすめします。

安全にWordPressをアップデート(更新)する方法は、下記ページを参考にしてください。

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