エックスサーバー料金プランの違いは？3つのプランを徹底比較！

2025年4月28日

エックスサーバーの料金プランについて、徹底的に比較しました。

3つのプランの違いは何？
どのプランを選べばいい？

そんなお悩みをスッキリ解決できる記事です。ぜひ参考にしてください。

こんにちは、かずよしといいます。2010年からエックスサーバーを利用しています。

この記事を書いた、かずよしです

800万ユーザー超えの情報サイト「WordPress超初心者講座」を管理・運営する人。ワードプレスの始め方や使い方を、初心者向けにやさしく解説します。

エックスサーバーは、WordPress初心者向けレンタルサーバーの中でおすすめNo.1のサービスです。詳しくは、下記ページをお読みください。

WordPressにおすすめのレンタルサーバーは？人気6社を比較

エックスサーバーの評判や口コミについては、下記ページでまとめています。

エックスサーバーの評判・口コミまとめ｜14年使ったからわかるメリット・デメリット

結論：エックスサーバーのおすすめプラン

結論から言うと、ほとんどの人にとっては最安のスタンダードプランで十分です。

\ 初心者にはスタンダードプランがおすすめ /

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エックスサーバーの契約プランには、料金の安い順に次の3つがあります。

スタンダードプラン
プレミアムプラン
ビジネスプラン

個人ブログや小規模なビジネスサイトであれば、コストパフォーマンスに優れたスタンダードプランで快適に運用できます。

もし性能不足になったとしても、上位プランへ簡単に変更できます。

ただし、他社からエックスサーバーへの移転などによって

アクセス数が多い、中～大規模なサイト
法人利用を前提とした、信頼性や性能を重視するサイト

などを運用する予定がある場合は、プレミアムプランやビジネスプランを検討するといいでしょう。

スタンダードプランがおすすめな人

次に当てはまる人には、スタンダードプランがおすすめです。

スタンダードプランがおすすめな人

ブログ初心者、個人ブロガー
WordPressにこれから挑戦したい人
1〜2サイトだけを運営する予定の人
月間アクセスの見込み数が10万PV^※以下の人　など

PV：ページビューの略。ページが閲覧された回数のこと。

エックスサーバーのスタンダードプランは、コスパ重視で始めたい人に最適です。

雑記ブログ、日記・趣味ブログ
アフィリエイトサイトの立ち上げ
小規模店舗のホームページ

など、まだWordPressに慣れていない人は、スタンダードプランから始めるのがおすすめ。サイト数が増えたり、PVが伸びてきたら上位プランへ切替も可能なので、安心してください。

プレミアムプランがおすすめな人

次に当てはまる人には、プレミアムプランがおすすめです。

プレミアムプランがおすすめな人

中級者ブロガー、副業アフィリエイター
サイトの表示速度をより重視したい人
画像や動画を多めに掲載する予定がある人
月間アクセスの見込み数が10万〜30万PV以下の人　など

エックスサーバーのプレミアムプランは、画像・イラストを多用するサイトや中規模店舗のホームページなど、成長段階のサイト運営に最適です。

ビジネスプランがおすすめな人

次に当てはまる人には、ビジネスプランがおすすめです。

ビジネスプランがおすすめな人

法人サイトや、中〜大規模なメディアの運営者
会員制サイトやネットショップを構築したい人
安定性やセキュリティを特に重視する人
月間アクセスの見込み数が30万PV以上の人　など

エックスサーバーのビジネスプランは、法人サイトの運用に向いています。安定性やセキュリティ機能、サポートが最も充実しているプランです。

ですが、エックスサーバーのビジネスプランではなく、法人サイト向けに特化したレンタルサーバーを利用する選択肢もあります。

中でも、エックスサーバーの姉妹サービス「XServerビジネス」がおすすめです。エックスサーバーとの違いについては、下記ページをお読みください。

XServerビジネスとエックスサーバーを徹底比較！どちらがおすすめ？

エックスサーバー料金プランの違い

エックスサーバー公式サイトに掲載されているプラン比較表は、かなり縦長です。比較項目はたくさんありますが、よく見ると各プランの主な違いは次の5つに絞られます。

リソース保証値（vCPU・メモリ）
ディスクスペース
独自ドメイン無料特典
法人向けの機能（設定代行、改ざん検知、管理者ユーザー設定）
月額費用

上のスクショ画像で、赤枠で囲んだ部分がプランごとに異なる項目です。

上記の5項目について、プランごとの違いを詳しく見てみましょう。

リソース保証値（vCPU・メモリ）の比較

「リソース保証」とは、レンタルサーバーで使える処理能力や作業スペースの最低ラインを、あらかじめ約束する仕組みのことです。

リソースが保証されるのは、次の理由があるからです。

多くのレンタルサーバーでは、1台のサーバーを複数の人でシェアして使います。

そのため、他のユーザーが大量にリソース（処理能力や作業スペースなど）を使ってしまうと、自分のサイトの動きが遅くなってしまう場合があります。

リソースが保証されることで、他の利用者の影響を受けにくく、安定したサイトの運用が可能になります。

エックスサーバーでは、プランごとに以下のリソースが保証されています。

比較項目	スタンダードプラン	プレミアムプラン	ビジネスプラン
vCPU	6コア	8コア	10コア
メモリ	8GB	12GB	16GB

vCPUやメモリは、運用するサイトがサクサク動くか、たくさんの人に訪問されてもサーバーダウンしにくいかという部分に関わっています。

vCPU

「vCPU（ブイシーピーユー）」とは、仮想のCPUのことです。わかりやすく言うと、サーバーの頭脳の数を表します。

人間で例えるなら、同時に思考できる人数みたいなものです。

コア数が小さい：少人数で作業 → 処理が遅い → ブログがカクカクする
コア数が大きい：大人数で作業 → 処理が速い → ブログがサクサク動く

メモリ

「メモリ」をわかりやすく言うと、サーバーが処理を行う作業机の広さを表します。

頭脳（vCPU）の数がどれだけあっても、机が狭いと作業がしにくいですよね。

メモリが小さい：狭い机 → 処理が遅い → ブログがカクカクする
メモリが大きい：広い机 → 処理が速い → ブログがサクサク動く

コア数やメモリが大きいと一度にたくさんの処理ができるので、サイトの表示が速くなり、大量のアクセスにも耐えられるようになります。

エックスサーバーでは、最安のスタンダードプランでも6コア/8GBのリソースが保証されているので、安定したサイト運用が可能です。

ディスクスペースの比較

「ディスクスペース」は、サーバーにどれだけデータを保存できるかを示すものです。例えるなら、机の引き出しの大きさです。

エックスサーバー各プランのディスクスペースは、次のとおりです。

比較項目	スタンダードプラン	プレミアムプラン	ビジネスプラン
ディスクスペース	500GB	600GB	700GB

個人でブログを運営するのであれば、ディスクスペースは200GB以上あれば十分。なので、スタンダードプランでも余裕です。

ただし、大容量のファイルをたくさんアップロードしたり、規模が大きいサイトを複数運用するのであれば、上位プランを検討する必要があります。

WordPressを使う場合、特に以下の3つがディスクスペースを大きく消費しやすいので注意してください。

ディスクスペースを大きく消費しやすいもの

画像、音声、動画、PDFファイルなどのアップロード
サーバー内に自動保存されるバックアップファイル
ごみ箱内のファイルやデータ　など

独自ドメイン無料特典の比較

エックスサーバーの「独自ドメイン永久無料特典」について、プランごとに異なる点をピックアップしました。

まず、特典を利用できるかどうかは、契約内容によって異なります。

プラン	独自ドメイン無料特典の利用条件
スタンダード	「12ヶ月」以上の契約期間を選択「自動更新設定」の有効化
プレミアム・ビジネス	無条件で利用可能

スタンダードプランに申し込む場合は、12ヶ月以上の契約期間を選択することをおすすめします。独自ドメインを無料で使えるだけでなく、短期契約よりも料金が割安になるからです。

また、取得できるドメインの種類は、契約プランごとに異なります。

特典で取得できるドメインの種類	スタンダード	プレミアム	ビジネス
.com / .net / .org / .info / .biz / .xyz .link / .click / .blog / .online / .site	取得できる	取得できる	取得できる
.jp	取得できない	取得できる	取得できる
.co.jp / .or.jp / .ne.jp / .gr.jp ※新規取得には条件あり	取得できない	取得できない	取得できる

「.com」「.net」などの定番ドメインなら、スタンダードプランでも無料特典で取得できます。

法人向け機能の比較

以下の法人向けの機能については、ビジネスプランのみ利用可能です。2022年9月1日から導入されました。

設定代行サービス: サイト移転やドメイン設定などを無償で代行（月3回まで）するサービス
Web改ざん検知設定: サイト改ざんやマルウェア、フィッシングURLを自動的に診断する機能
管理者ユーザー設定: サーバー管理画面にログインできるユーザーを追加・権限付与できる機能

月額費用の比較

最後に、各プランの通常料金を比べてみましょう。

サーバーの新規契約時は、料金割引やキャッシュバック等のキャンペーンが実施されている場合があります。

契約期間	スタンダード	プレミアム	ビジネス
3ヶ月	1,320円	2,640円	5,280円
6ヶ月	1,210円	2,420円	4,840円
12ヶ月	1,100円	2,200円	4,400円
24ヶ月	1,045円	2,090円	4,180円
36ヶ月	990円	1,980円	3,960円