WordPressとは?メリットやできることをわかりやすく解説

WordPressは、これからブログを始めたい初心者の方におすすめのツールです。本記事では、WordPressの基本について初心者向けにわかりやすく解説します。

こんにちは。この記事を書いた、かずよしといいます。2010年からWordPressを使っています。

この記事を書いた、かずよしです

ユーザー数のべ800万人超えの情報サイト「WordPress超初心者講座」を管理・運営する人。ワードプレスの始め方や使い方を、初心者向けにやさしく解説します。

目次

「さっそくWordPressを始めたい!」という方は、下記を参考にしてください。

WordPressとは何か

WordPressとは
WordPress公式サイトより引用

WordPressの基本について、以下の3つを説明します。

WordPressは世界No.1のCMS

「WordPress(ワードプレス)」とは、ブログやホームページを作成できるソフトウェアの名前です。

「ワールドプレス」「world press」などのキーワードで検索する方もいるようですが、正しくは「ワードプレス」「WordPress」です。

WordPressの主な特徴
  • 無料で手に入れることができ、商用利用も可能
  • 専門知識がなくても簡単に使える
  • 拡張性が高いので様々な機能を追加できる

WordPressは、上記の特徴によって世界中のユーザーに愛用されています。

WordPressのように、専門知識がなくてもブログやホームページを作れるシステムのことを「CMS(コンテンツ管理システム)」といいます。

ウェブ市場調査サービス「W3Techs」によると、

  • WordPressはCMSの世界シェアが6割を超えている
  • 世界中のサイトの4割以上がWordPressで作られている

という統計結果が出ています(2024年3月時点)
WordPressは、世界で最も人気の高いサイト作成ツールなんです。

W3TechsによるCMSの利用統計と市場シェア

WordPress is used by 43.2% of all the websites, that is a content management system market share of 62.8%.

(日本語訳)
WordPressは全ウェブサイトの43.2%で使用されており、コンテンツ管理システムの市場シェアは62.8%です。

w3techs.com

WordPressが無料で手に入り、簡単に使えて、拡張性が高いのは「オープンソース」という仕組みが関係しています。

通常のソフトウェアは開発者に著作権があり、ユーザーは使用することしかできません。しかし、オープンソースのソフトウェアは誰でも無償で使えるだけでなく、改良や再配布も認められています

オープンソースという仕組みのおかげで世界中の技術者たちが開発に参加してきたWordPressは、つねに進化を続けています。高性能で人気の高いソフトウェアを無料で使えるのは、ありがたいですよね。

プログラミングなどの専門知識を身に付ければ、デザインをカスタマイズしたり、新しい機能を追加したりすることもできるんですよ。

かずよし

「WordPressで作れないブログやサイトはない」
といっても過言ではないくらい、自由度や拡張性が高いんです

WordPressでできること

WordPressは個人ブログだけでなく、さまざまなサイトの制作に利用されています。

  • 企業のホームページ
  • ECサイト、ネットショップ
  • 公的機関のホームページ
  • 教育機関のホームページ など

WordPressで作られたブログ・ホームページの事例

(2024年8月5日時点)

  • Sony Music
    (https://www.sonymusic.com/)
  • クックパッド株式会社
    (https://info.cookpad.com/)
  • いきものがかり OFFICIAL WEBSITE
    (http://ikimonogakari.com/)
  • 働く女性に贈る人生のガイド「マイナビウーマン」
    (https://woman.mynavi.jp/)
  • 東京藝術大学
    (https://www.geidai.ac.jp/)
  • The White House
    (https://www.whitehouse.gov/)
かずよし

こんなに有名な企業、学校、公的機関のサイトでも利用されているワードプレスなら、安心して使えると思いませんか?

WordPressで作られたサイトかどうかを見分ける方法

WordPressで作られているかを見分けるには「IsItWP」という無料オンラインツールが便利です。

気になるブログやホームページのURLを入力し「ANALYZE WEBSITE」をクリックするだけで調べることができます。

「IsItWP」の使用例
「IsItWP」の使用例

WordPressのメリット8つ

WordPressを使うメリットは次の8つです。無料ブログや他のサイト作成ツールと比べて、こんなに多くのメリットがあります。

本格的なサイトを簡単に開設できる

従来、WordPressでウェブサイトを開設するための手順はとても複雑で、かなりの手間と時間がかかっていました。

かずよし

僕がWordPressを始めた頃は、ブログ開設に丸2日くらいかかりました……

しかし最近では、WordPressの開設を自動化するサービスを利用できます。

自動化サービスを提供しているのは「レンタルサーバー」と呼ばれる企業の一部。中でもおすすめなのが、エックスサーバーが提供する「WordPressクイックスタート」というサービスです。

エックスサーバーのWordPressクイックスタート
エックスサーバーが提供する「WordPressクイックスタート」
エックスサーバー公式マニュアルより引用
かずよし

WordPressは、サーバーにインストールして使うソフトなんですよ

WordPressクイックスタートを利用すれば、初心者でもわずか10分ほどでブログを開設することができます。

\ 国内シェアNo.1のレンタルサーバー /

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記事の作成・更新が簡単にできる

WordPressで記事を書くには、「ブロックエディタ」という編集画面を使います。

WordPressの記事編集画面「ブロックエディタ」
WordPressの記事編集画面「ブロックエディタ」

上の画像のように、見出し、段落、画像などの要素を「ブロック」単位で管理するのが特徴です。

各要素を並べ替えたり、レイアウトを変更したりするには、本来は専門知識が必要です。しかし、ブロックエディタなら直感的に操作できるので、ブログ初心者でもサクサク記事を書くことができます。

WordPressで記事を書くための基本的な方法は、下記に網羅しています。

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テーマを使ってデザインを簡単に変更できる

テーマとは、ブログの外観をデザインしたり、WordPress本体にない機能を追加したりすることができるテンプレートです。

WordPressの管理画面で、数千種類もの無料テーマから自由に選ぶことができます。

WordPressテーマの新規追加画面
WordPressテーマの新規追加画面

さらにデザイン性・機能性が高い有料テーマもあります。有料テーマを手に入れるには、テーマ開発者の公式サイトなどで購入・ダウンロードします。

ブログの収益化を考えているなら、有料テーマを早い段階で導入しておくのがおすすめです。

なぜなら、初めからデザイン性や機能性が高いテーマを用意しておけば、カスタマイズや機能の追加設定などに手間がかからず、コンテンツの制作に集中することができるからです。

最近、特に人気なのが「SWELL」というテーマです。

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プラグインを使って機能を手軽に追加できる

プラグインは、WordPress本体やテーマに備わっていない機能を追加したいときに使います。

WordPressプラグインの新規追加画面
WordPressプラグインの新規追加画面

WordPressのプラグインは、かなり充実しています。WordPress管理画面で選べる無料プラグインの数は、およそ60,000件もあります(2024年3月時点)。例えば、

  • SNSのシェアボタンを設置できるプラグイン
  • お問い合わせフォームを設置できるプラグイン
  • スパムコメントの対策ができるプラグイン

など、いろんな用途に使えるプラグインが無料で手に入ります。


さて、「SNSのシェアボタン」「お問い合わせフォーム」「スパムコメント対策」というのは、必ずしも全てのブログやホームページに必要な機能ではありませんよね。

もしWordPress本体に、不要な機能が満載だったら…
かなり使い勝手の悪いツールとなっていたでしょう。

それに、機能(=プログラム)が多すぎると処理に時間がかかり、ブログの表示速度に悪い影響を与えます。

本体をできるだけシンプルにして、利用者が必要に応じて機能を追加していくのがWordPressの特徴です。

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インターネットや書籍などで情報を探しやすい

WordPressは日本人ユーザーも多いため、日本語で解説されたサイトや書籍が充実しています。

WordPress 公式フォーラム

サポートフォーラムは、WordPressの公式マニュアルサイトです。初心者向けの基本的な内容から、プログラミングの知識を持つ中上級者向けの内容まで、幅広く掲載されています。マニュアルで解決できないことは、質問を投稿することも可能です。

WordPressの関連本

書店に行けば、WordPressに関連する本がたくさん並んでいます。写真は、僕がこれまでに読んだWordPress関連書籍の一部です。

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独自ドメインでブログ運営できる

ブログのURLに使われる文字列を「ドメイン」といいます。

例えば、このブログ(URL:https://wp-exp.com)では「wp-exp.com」というドメインを使っています。

上記の例で言うと、「wp-exp」の部分は当サイト管理人が指定した文字列です。
そして、「wp-exp.com」というドメインを使用できるのは当サイトだけです。

このように、任意の文字列を指定して独自に利用できるドメインのことを、独自ドメインといいます。

独自ドメインを使うことには、次のメリットがあります。

  • 自分だけのオリジナルURLでブログを運営できる
  • もしサーバーを移転することになっても継続して使える
  • ブログ、ホームページへの信頼度が高まる
かずよし

独自ドメインを取得して、あなたの資産として育てていきましょう!

独自ドメインは、どうやって取得するの?

通常は、ドメインの取得や管理をあつかう専門業者に申し込みます。

独自ドメインの取得や更新(1年単位)には、費用がかかります。
価格はドメインの種類によって異なり、例えば「.com」なら年間1,500円ほど必要です。

しかし、先に紹介したエックスサーバーに申し込めば、WordPressブログの開設と同時に独自ドメインを取得できる上、取得・更新費が無料になります。

かずよし

すごくお得でしょう?詳しい条件は、エックスサーバー公式サイトで確認してくださいね。

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複数のユーザーでブログ運営できる

WordPressでは、複数のユーザーを登録してブログを運営することができます。

各ユーザーには、WordPress管理画面で実施できる作業の範囲を制限することができます。この制限のことを「ユーザー権限」といいます。

ユーザー権限を与えておくことで、管理画面での操作ミスによる不具合などを防ぐことができます。

ユーザー権限の種類は5つあります。
それぞれの権限で許可される主な作業範囲について、下の表にまとめました。

権限管理者編集者投稿者寄稿者購読者
記事の閲覧
投稿の編集、削除
投稿の公開
公開済み投稿の編集、削除
ファイルのアップロード
他人の投稿の編集
固定ページの管理
カテゴリーの管理
コメントの管理
アップデート(更新)
ブログ全体の設定
テーマの追加、変更
プラグインの追加、削除
ユーザーの管理
WordPressのユーザー権限
  • 投稿・固定ページは、どちらもWordPressの記事編集機能です

※ 「投稿」「固定ページ」は、どちらもWordPressで記事を編集するための機能です。

WordPressのユーザー権限については、下記ページで詳しく解説しています。

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低コストでブログ運営できる

WordPress本体は無料で使えますが、以下のものに費用がかかります。

  • レンタルサーバー代
  • 独自ドメイン取得・更新費
  • テーマ料金(有料テーマを購入した場合)

例えば、おすすめのサーバー「エックスサーバー」とテーマ「SWELL」を利用した場合。1年目はやや出費が大きいものの、2年目以降は月々1,000円くらいでブログを運営できます。

※ 詳しい内訳は、後ほど「WordPressブログを始めるために必要なもの」でお伝えします

「無料ブログなら、まったくお金をかけずに運営できるんじゃないの?」

確かにその通りです。でも、無料ブログを利用することには、次のデメリットがあるんですよ。

  • デザインテンプレートが少ない
  • 独自ドメインを使えない
  • 突然のサービス終了や、アカウント削除のリスクがある
  • 広告を自由に掲載できない

ブログを収益化したいなら、無料ブログは使うべきじゃありません。

WordPressを使えば、あなただけの「資産」となるブログを作れます。
月に1,000円ほどで資産を築けるなら、コスパがいいと思いませんか?

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WordPressのデメリット4つ

WordPressを使うことによるデメリットも見ておきましょう。

かずよし

それぞれのデメリットに対する解決策も書いてます

ブログの表示速度が遅くなりがち

一般的なサイトに比べ、WordPressで作ったブログは表示速度が遅くなる傾向にあります。

理由をごく簡単に言うと、WordPressは様々なプログラムによってページを生成しているからです。

  • WordPress本体
  • テーマ(デザインテンプレート)
  • プラグイン

これらは全てプログラムによって機能します。

プログラムによる命令を受けて、ブログを表示するための仕事をするのが「サーバー」です。

つまり、WordPressブログの表示速度がなるべく遅くならないようにするには、プログラムの処理能力が高いサーバーを使うことが大事なんです。

かずよし

おすすめしているエックスサーバーは、処理能力の高さに定評があるレンタルサーバーなんですよ!

表示速度が遅いと、SEOに悪影響を与えます。

SEOとは、検索結果で上位表示させるための施策のこと。検索エンジンから低い評価を受けてしまうと、集客が難しくなってしまいます。

表示速度を低下させないためにまず取り組みたいのが、以下の3つです。

  • 処理能力が高いレンタルサーバーを利用する
  • 高速性がすぐれたテーマを使う
  • 余計なプラグインを追加しない

上記を実現するには、現時点で「エックスサーバー」と「SWELL」の組み合わせが最強です。

かずよし

SWELLは高速表示するための機能が豊富
高性能なテーマなので、プラグインの追加は最小限で済みますよ!

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個別のサポートがない

WordPress本体の利用については、公式サイトによる個別のサポートはありません。

その代わり、WordPress公式のユーザーマニュアルや、数多くの関連書籍でWordPressの使い方を学べます。

かずよし

マニュアルやサポートが充実しているテーマを使うのも良い方法です

おすすめテーマのSWELLには、公式のマニュアルサイトやフォーラムが用意されています。

マニュアルサイトはとてもシンプルでわかりやすいです。
フォーラムでは活発に書き込みがされていますよ。

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アップデートの作業が必要

WordPress本体やテーマ、プラグインは、以下の目的でバージョンアップが実施されることがあります。

  • 新しい機能の追加
  • 不具合の修正
  • セキュリティの強化

とくに「不具合の修正」や「セキュリティの強化」を目的とした新バージョンが公開されたら、なるべく早めにアップデート(更新)する必要があります。

アップデートの作業は、基本的には自分でやらなければなりません。ちょっと面倒ですが、安心・安全なブログ運営には欠かせない作業なので頑張りましょう!

アップデートの手順については、下記で解説しています。

かずよし

WordPressでブログを始めた時のために、上記をブックマークしておきませんか?

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セキュリティ対策が必要

無料ブログサービスなどでは、セキュリティ対策は全て運営会社がやってくれます。しかし、WordPressの場合はセキュリティ対策を自分でやらなければなりません。

WordPressは世界中で人気のツール。そのぶん、悪意のある攻撃の標的となりやすいので注意が必要です。

安心してください。初心者にも簡単にできる対策法があります。

簡単にできるセキュリティ対策5つ

  • 管理画面のログインパスワードを強力にする
  • 最新のバージョンを使う
  • 使わないテーマやプラグインを削除する
  • レンタルサーバーのセキュリティ機能を使う
  • 万が一に備えてバックアップを取る

おすすめのサーバー「エックスサーバー」は、セキュリティ機能がとても充実しています。下の図は、エックスサーバーが提供するセキュリティ機能の一部です。

エックスサーバーのWordPressセキュリティー設定
エックスサーバーで提供されているセキュリティ機能の一部

\ セキュリティ機能が充実 /

半額キャッシュバックキャンペーン実施中
2024年12月4日(水)17:00まで

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WordPressを始めるために必要なもの3つ

WordPressを始めるために必要なものについて整理しておきましょう。

かずよし

とても大切なことなので、しっかり理解しておいてくださいね

レンタルサーバー

WordPressは、サーバーにインストールすることによって動作するソフトウェアです。
つまり、WordPressを使うためにはサーバーは必須です。

個人ブログの開設にサーバーを用意するなら、レンタルするのが一般的です。おすすめは、以下のレンタルサーバーです。

独自ドメイン

独自ドメインを使うことで、世界に1つだけのオリジナルURLでブログを運営することができます

一般的な無料ブログサービスの場合

ほとんどの無料ブログサービスでは、独自ドメインを使えません。
ドメインは、他のユーザーと共同で利用します。

例)アメーバブログの場合
URL:https://ameba.jp/○○○ (○○○の部分に固有のIDが入る)

もしサービスが終了してしまうと上記URLでは運営できなくなり、せっかく積み上げたブログが水の泡になってしまいます。

またドメインは、メールアドレスの一部としても利用することができるんですよ。

ブログのURLとして利用

  • http(s)://○○○○○○.com
  • http(s)://○○○○○○.net
  • http(s)://○○○○○○.co.jp

メールアドレスとして利用

  • △△△△△△@○○○○○○.com
  • △△△△△△@○○○○○○.net
  • △△△△△△@○○○○○○.co.jp

おすすめNo.1レンタルサーバーのエックスサーバーに下記条件で新規申込をすると、独自ドメインの取得・更新費用が最大2つ無料になります。

  • 「12ヶ月」以上の契約期間で申し込む
  • 「自動更新設定」を有効化する

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WordPressテーマ

WordPressのテーマ(デザインテンプレート)には、次の重要な役割があります。

  • ブログの外観(見た目のデザイン)を決める
  • WordPress本体に備わっていない機能を追加する

つまり、テーマの品質がブログの完成度に大きく影響します。

これからWordPressを使ってブログを始めるなら、できるだけ早めに高品質なテーマを導入しておくのがおすすめです。

なぜなら、記事をたくさん書いた後でテーマを変更すると、たいへんな手間と時間がかかるからです。

かずよし

このブログでもテーマを変更したことがありますが、不具合が出ていないか全ての記事をチェックするのに、とても苦労しました…

おすすめのテーマは、本ブログでも使っている「SWELL」です。
デザイン性、機能性ともに申し分なく、僕が使ってきたテーマの中でNo.1です。

SWELLは有料のテーマです。価格は税込み17,600円。決して安い買い物ではないですよね。

しかも、有料テーマを使ったからといってアクセスや売上が急上昇するわけではありません。
じゃあ何のために買うのか?

僕は「時間」を買いました。カスタマイズに時間を割かなくてもデザインを整えられ、優れた操作性で執筆時間を短縮できる。両方とも叶えてくれたのがSWELLです。

WordPressブログの運営にかかる費用

WordPress本体は無料で使えますが、以下のものに費用がかかります。

  • レンタルサーバー代
  • 独自ドメイン取得・更新費
  • テーマ料金(有料テーマを購入した場合)

例えば、おすすめのサーバー「エックスサーバー」とテーマ「SWELL」を利用した場合にかかるコストは、次のとおりです。

費用内訳
1年目30,800円サーバー代:13,200円
独自ドメイン取得費:0円
テーマ料金:17,600円(買い切り)
2年目以降13,200円/年サーバー代:13,200円
独自ドメイン更新費:0円
WordPressブログの年間コスト
「エックスサーバー」と「SWELL」を利用した場合
  • 表内の価格は、2024年3月1日現在の通常価格(税込み)です
  • サーバー代は、12ヶ月契約の価格です

1年目はやや出費が大きいものの、2年目以降は月々1,000円くらいでブログを運営できます。

WordPressにかかる料金については、下記で詳しく解説しています。

WordPress.org と WordPress.com の違い

注意しておきたいのが、WordPressを使う方法には2種類あるということです。

  • WordPress.org(インストール型)
  • WordPress.com(ブログサービス型)

WordPress.org(インストール型)

WordPress.org とは、ここまでに説明してきた「WordPress」のことです。サーバーにインストールして使う、ソフトウェアのWordPressを指します。

次項で紹介する「WordPress.com」と区別するため、WordPress本体は「WordPress.org」と呼ばれることがあります。

WordPress本体が「WordPress.org」という公式サイトで無料配布されているためだと考えられます。

WordPress.com(ブログサービス型)

一方の「WordPress.com」は、レンタルブログサービスのことです。Automattic(オートマティック)というアメリカのウェブ開発会社が運営しています。

Wordpress.comのトップページ
レンタルブログサービス「Wordpress.com」

会員登録すれば無料でWordpressを使い始めることができますが、重要な機能が制限されてしまいます。機能の制限を解除するには有料プランの加入が必要です。コスパがよくないのでおすすめできません。

このブログや多くの関連書籍で取り扱っているWordPressは、WordPress.org(インストール型)です。間違わないよう、注意してください。

WordPress.comとWordPress.orgの違いについては、下記ページで詳しく解説しています。

WordPressを使うのが向いている人

WordPressの利用をおすすめしたいのは、以下に当てはまる人です。

  • 副業・収益化を目的としてブログを始めたい人
  • 更新頻度の高いブログを運営したい人
  • 複数人でサイトを運営したい人

最重要なのは、収益化が目的なら無料ブログは使わないこと。突然のサービス終了など、様々なリスクがある無料ブログはビジネスに利用すべきではありません。

更新頻度が低く、数ページで完結するようなサイトを作るのであれば、WordPressはおすすめしません。もっと手軽にサイトを構築できる「ペライチ」や「ジンドゥー」などのサービスが向いています。

ペライチ公式サイトを見る

ジンドゥー公式サイトを見る

WordPressブログの始め方【初心者向け】

WordPressでブログを始めるための手順を紹介します。

WordPressブログで収益を上げたいなら、ブログ収益化におすすめの始め方をお読みください。

とりあえずWordPressを試してみたいなら、無料でWordPressを始める方法をお読みください。

ブログ収益化におすすめの始め方

ブログを収益化したいなら、エックスサーバーの「WordPressクイックスタート」で始めるのがおすすめです。理由は、次の3つです。

  • エックスサーバーは安定性が高く実績が豊富
  • クイックスタートなら初心者でも迷わずWordPressを開設できる
  • 独自ドメインが無料で使える

エックスサーバーの「WordPressクイックスタート」の利用手順は、下記で詳しく解説しています。

無料でWordPressを始める方法

WordPressを無料で始める方法は、以下の2つがあります。

  • 無料のレンタルサーバーを使う
  • 無料のブログサービス(WordPress.com など)を使う

WordPressをお試しするなら上記の方法でもいいですが、本格的なブログ運営にはデメリットが多いのでおすすめはできません

やむを得ず無料でブログを開設する場合は、下記を参考にしてください。
デメリットについても詳しく書いています。

まとめ

WordPressは、世界中で人気の高いブログツールです。人気の理由には、オープンソースという仕組みが関係しています。

WordPressは、個人のブログだけでなく、企業や公共機関などのホームページ制作にも活用されています。

個人でブログを始めたい人がWordPressを使うメリットとデメリットを、下記の表にまとめました。

メリットデメリット
本格的なブログを簡単に開設できる
記事の作成・更新が簡単にできる
テーマを使ってデザインを簡単に変更できる
プラグインを使って機能を手軽に追加できる
ネットや書籍などで情報を探しやすい
独自ドメインでブログ運営できる
複数のユーザーでブログ運営できる
低コストでブログ運営できる
ブログの表示速度が遅くなりがち
個別のサポートがない
アップデートの作業が必要
セキュリティ対策が必要
WordPressを使うメリットとデメリット

あなたがWordPressに興味を持ったきっかけは、きっと

  • ブログで稼いでみたい
  • ブログで集客してビジネスに活用したい

という理由からではないでしょうか。

ならば、リスクの大きい無料ブログは使うべきではありません。

安定性が高く、実績が豊富なを利用し、サクッとWordPressブログを開設しましょう!

\ たった10分でWordPressブログ開設 /

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