WordPressワードプレス)の管理画面にログインできない理由には、様々なものが考えられます。このページでは、WordPress初心者にありがちな、ログインできない7つの理由とその解決方法について紹介します。

WordPress(ワードプレス)のログインとは

WordPressで記事の編集やサイトの設定変更などをするには、管理画面にログインする必要があります。

管理画面にログインするには、

  1. ログインページにアクセスし、
  2. ユーザー名(またはメールアドレス)とパスワードを入力して、
  3. ログインボタンをクリックする

という手順が必要です。

WordPress ログインページ

WordPress管理画面のログインについて、くわしくは下記ページをご覧ください。

WordPressにログインできない理由と解決方法

WordPressにログインしようとしても、「404 Not Found エラー」が表示されるなどの原因でログインページにアクセスできないことがあります。

404 Not Found エラーとは、アクセスしようとしたページのファイルが存在しないときや、アドレス(URL)の入力が間違っているときなどに起こる現象です。

404 Not Found エラー

その他にも、WordPressの管理画面にログインできない理由には、様々なものが考えられます。このページでは、次の7つの理由と解決方法について紹介します。

  1. ログインページアドレスの入力ミス
  2. サイトアドレスの設定ミス
  3. ユーザー名・パスワードを忘れてしまった
  4. Cookieの影響
  5. プラグインの不具合
  6. テーマの不具合
  7. サーバーのセキュリティ機能

ログインページアドレスの入力ミス

管理画面にログインするためのページのアドレス(URL)に、入力ミスはありませんか?

ログインページのアドレスは、基本的に次の文字列となります。

WordPressログインURL
ログインページのアドレス 基本形

サイトURL/wp-login.php

例:あなたのサイトURLが「http://example.com」の場合
http://example.com/wp-login.php

もし今までに http://example.com/wp-admin というアドレスを使用していたのであれば、http://example.com/wp-login.php に変更するだけでログインできるようになるかもしれません。

WordPressをサブディレクトリにインストールした場合

WordPressをサーバーにインストールするときにサブディレクトリを使用した場合、ログインページのアドレスは、基本的に次の文字列となります。

ログインページのアドレス 基本形(サブディレクトリにインストールした場合)

サイトURL/サブディレクトリ名/wp-login.php

例:あなたのサイトURLが「http://example.com」で、サブディレクトリ「wp」にインストールした場合
http://example.com/wp/wp-login.php

入力ミスを防ぐために、ログインページをブックマーク(お気に入りに登録)しておきましょう。

サイトアドレスの設定ミス

前項の「WordPressをサブディレクトリにインストールした場合」に起こりがちなのが、アドレス(URL)の設定ミスです。

“アドレス(URL)の設定”とは、WordPress管理画面の[設定]>[一般設定]で指定できる、「WordPress アドレス (URL)」と「サイトアドレス (URL)」のことです。

「WordPress アドレス (URL)」と「サイトアドレス (URL)」
管理画面の[設定]>[一般設定]

WordPressをサブディレクトリにインストールした場合は、通常、以下のように入力します。

WordPress アドレス (URL)
WordPressをインストールしたディレクトリのアドレスです。
入力例:http://example.com/wp
サイトアドレス(URL)
サイトのホームページ(トップページ)にアクセスするためのアドレスです。
入力例:http://example.com

特に、WordPress アドレス (URL)の入力が正しくないと、ログインページにアクセスしたときに404 Not Found エラーが表示されることがあります。

アドレス(URL)設定ミスの場合の解決法

アドレス(URL)設定ミスにより404 Not Found エラーが出てしまう場合は、ログインページにアクセスすることさえも不可能です。こんなときは、WordPressを構成するファイルの1つであるwp-config.php」ファイルの内容を書き換えることで解決できます。

WordPress内の「wp-config.php」ファイルを開くには、主に次の2つの方法があります。

  • FTPソフトを使う
  • レンタルサーバーのファイルマネージャー機能を使う

WordPress初心者の場合は、ファイルマネージャー機能を使う方が簡単かと思います。ここでは例として、エックスサーバーのファイルマネージャーを使った手順を紹介します。

エックスサーバーのファイルマネージャーでwp-config.phpの内容を書き換える手順

手順1

エックスサーバーのファイルマネージャーにログインします。ログインするには、FTPユーザー名とFTPパスワードを入力が必要です。ログイン方法について、くわしくは下記公式ページを参照してください。

エックスサーバーのファイルマネージャー ログインページ

手順2

設定変更をしたいサイトのドメイン(例:example.com)をクリックします。

[設定変更をしたいサイトのドメイン]をクリック

手順3

[public_html]をクリックします。

[public_html]をクリック

手順4

WordPressをインストールしたディレクトリをクリックします。

※ディレクトリ名は任意で決められるのですが、「wp」という名前をつけているケースが多いようです。
WordPressをサブディレクトリにインストールしていない場合は、この手順をスキップしてください。
WordPressをインストールしたディレクトリをクリック

手順5

wp-config.phpの左にチェックを入れ、画面右上の編集をクリックします。

wp-config.phpの左にチェック、編集をクリック

手順6

編集画面を下にスクロールして、
/* 編集が必要なのはここまでです ! WordPress でブログをお楽しみください。 */
の部分を探してください。
この直前に次のコードを追記して、保存するをクリックします。

define(‘RELOCATE’,true);
define('RELOCATE',true);

手順7

ログインページ(例:http://example.com/wp/wp-login.php)にアクセスしてください。正常にログインページが表示されたら、ユーザー名・パスワードを入力し、ログインしてください。

WordPress ログインページ

手順8

必要に応じて、管理画面の[設定]>[一般設定]でWordPress アドレス (URL)とサイトアドレス(URL) を修正し、画面下部の変更を保存をクリックします。

WordPress アドレス (URL)を修正
追記したコードは削除を!
上記手順が全て完了した後は、手順6でwp-config.php内に追記したコードは必ず削除し、保存してください。不正アクセスを受ける可能性があるためです。

ここまでに紹介した方法は、下記公式マニュアルの一部を参考にしています。

ユーザー名・パスワードを忘れてしまった

ユーザー名やパスワードを忘れてしまった場合は、次の手順で確認・再設定をすることができます。

手順1

WordPressのログイン画面で、[パスワードをお忘れですか?]をクリックします。

WordPressのログイン画面で[パスワードをお忘れですか?]をクリック

手順2

ユーザー名(忘れてしまった場合はメールアドレス)を入力して、新しいパスワードを取得をクリックします。

ここで入力するメールアドレスは、WordPress管理画面の[設定]>[一般設定]で登録しているアドレスのことです。
新しいパスワードを取得

手順3

すると、「[サイト名]パスワードのリセット」という件名でメールが届きます。このメールで、ユーザー名を確認することができます。

パスワードを再設定する場合、メール内のリンクをクリックします。

パスワードのリセット メール

手順4

パスワードをリセット(再設定)するための画面が表示されます。新しいパスワードを入力して、パスワードをリセットをクリックします。

新しいパスワードを入力、パスワードをリセットをクリック

手順5

パスワードのリセットが完了したら、[ログイン]をクリックしてください。ログイン画面が表示されますので、ユーザー名と新しいパスワードを入力すればログインできます。

パスワードをリセットしました。 ログイン
ユーザー名やパスワードの入力時には、大文字小文字の区別にも注意しましょう。

Cookie(クッキー)の影響

Cookie(クッキー)とは

サイトの訪問履歴や入力内容などの情報を保存する仕組みです。その情報は、訪問したサイトごとに個別のファイルに記録されます。また、同じサイトを異なるブラウザで訪問した場合、ブラウザごとに個別のファイルに記録されます。

Cookieの影響を受けてWordPressにログインできなくなる条件として、次の2つが考えられます。

  • WordPressのログイン時、[ログイン状態を保存する]にチェックを入れていた
  • ログインのパスワードを変更した
ログイン状態を保存する
WordPress ログインページ
WordPress ログインのパスワードを変更
管理画面[ユーザー]>[あなたのプロフィール]

[ログイン状態を保存する]にチェックを入れてWordPressにログインすると、Cookieによってユーザー名やパスワードが保存されます。つまり、次回からはユーザー名やパスワードの入力が不要になり、ログインページにアクセスすると自動的にWordPress管理画面が開く状態となります。

この状態でログインのパスワードを変更すると、どうなるでしょうか?

WordPressのシステムそのものは、新しいパスワードに変更されます。しかし、Cookieに保存された情報は古い状態(変更前のパスワード)のままとなり、パスワードが間違っていると認識されるため、ログインできなくなってしまうのです。

Cookieの影響を受けている場合の解決法

Cookieの影響によってWordPressにログインできない場合、解決するにはCookieを削除する必要があります。Cookieを削除する方法は、使用しているブラウザ(Google Chrome、Microsoft Edgeなど)や機器(パソコン、スマートフォンなど)によって異なります

主要ブラウザのCookie削除方法について解説されたページを紹介しておきます。

Google Chrome
ChromeでCookieの削除、有効化、管理を行う – Google Chrome ヘルプ
上記ページ内の「特定の Cookie を削除する」を参考にすると、あなたのWordPressサイトのCookieのみを個別に削除することができます。
Firefox
Cookie を削除してコンピューターに保存されたウェブサイトの情報を削除する | Firefox ヘルプ
Safari(Mac)
MacのSafariでCookieとWebサイトのデータを管理する – Appleサポート
Safari(iPhone、iPad、iPod touch)
iPhone、iPad、iPod touchでSafariから閲覧履歴とCookieを消去する – Appleサポート
Microsoft Edge
Microsoft Edgeの閲覧履歴を表示または削除する – Windows Help
Internet Explorer
Internet Explorerでcookieファイルを削除する方法 – Microsoftサポート

プラグインの不具合

プラグインの影響を受けてWordPressにログインできない場合もあるようです。私自身は経験したことはないのですが、例えば「SiteGuard WP plugin」というセキュリティ系のプラグインを導入した際、ログインできなくなる事象が発生することが、プラグイン開発者の公式ページで報告されています。

ログインできなくなる直前に、新しいプラグインをインストール・有効化していませんか?心当たりがあるのなら、そのプラグインの無効化を試してみると、解決するかもしれません。

管理画面にログインできないのに、プラグインを無効化できる?

プラグインの無効化は、基本的にWordPress管理画面で行います。では、管理画面にログインできない状態で、どのようにプラグインを無効化すればいいのでしょうか?

その方法とは、このページ内「アドレス(URL)設定ミスの場合の解決法」でも紹介した、FTPソフトレンタルサーバーのファイルマネージャー機能を使ってプラグインのディレクトリ(フォルダ)名を変更することです。

ディレクトリ(フォルダ)名が変更されると、WordPressはそのプラグインを認識しなくなります。つまり、プラグインを無効化することができるわけです。ここでも、エックスサーバーのファイルマネージャーを使った手順を紹介します。

エックスサーバーのファイルマネージャーでプラグイン名を書き換える手順

手順1

エックスサーバーのファイルマネージャーにログインします。ログインするには、FTPユーザー名とFTPパスワードを入力します。ログイン方法について、くわしくは下記公式ページを参照してください。

エックスサーバーのファイルマネージャー ログインページ

手順2

設定変更をしたいサイトのドメイン(例:example.com)をクリックします。

[設定変更をしたいサイトのドメイン]をクリック

手順3

[public_html]をクリックします。

[public_html]をクリック

手順4

WordPressをインストールしたディレクトリをクリックします。

※ディレクトリ名は任意で決められるのですが、「wp」という名前をつけているケースが多いようです。
WordPressをサブディレクトリにインストールしていない場合は、この手順をスキップしてください。
WordPressをインストールしたディレクトリをクリック

手順5

[wp-content]をクリックします。

[wp-content]をクリック

手順6

[plugins]をクリックします。

[plugins]をクリック

手順7

名前を変更したいプラグイン名にチェックを入れ、画面右上のファイル名の変更をクリックします。

プラグイン名にチェック、ファイル名の変更をクリック

手順8

プラグイン名を変更して、名前の変更をクリックします。

プラグイン名を変更して、名前の変更をクリック
プラグイン名を変更したことがひと目でわかるものにしておくとよいでしょう。上の例では、プラグイン名に「-1」をつけています。

ここまでの手順で、WordPressはプラグインを認識しなくなり、無効化ができているはずです。この状態で、再びWordPressのログインページにアクセスしてみてください。

テーマの不具合

テーマを変更したり、テーマをカスタマイズした直後にログインできなくなったのなら、そのテーマの無効化を試してみましょう。

テーマも、前項のプラグインの不具合と同様に、ディレクトリ(フォルダ)名を変更することによって無効化することができます。

エックスサーバーのファイルマネージャーでテーマ名を書き換える手順

手順1~手順5までは、プラグイン名を書き換える手順と同じなので省略します。

手順6

[themes]をクリックします。

[themes]をクリック

手順7

名前を変更したいテーマ名にチェックを入れ、画面右上のファイル名の変更をクリックします。

テーマ名にチェック、ファイル名の変更をクリック

手順8

テーマ名を変更して、名前の変更をクリックします。

テーマ名を変更、名前の変更をクリック
テーマ名を変更したことがひと目でわかるものにしておくとよいでしょう。上の例では、テーマ名に「-1」をつけています。

ここまでの手順で、WordPressはテーマを認識しなくなり、無効化ができているはずです。この状態で、再びWordPressのログインページにアクセスしてみてください。

サーバーのセキュリティ機能

レンタルサーバー事業者によっては、セキュリティ機能によってログインの制限をかけている場合があります。

例えば、エックスサーバーの「ログイン試行回数制限設定」という機能では、短時間に連続してログインに失敗した場合にアクセスを制限されます。パスワード総当り(ブルートフォースアタック)による不正アクセスを防止するための機能です。

このようなセキュリティ機能をに解除することによって、WordPressにログインできるようになるかもしれません。あなたが利用しているレンタルサーバーで同様の機能がないかどうか、公式サイト等で確認してみてください。