WordPressを始めるために必要なもの【サーバー・ドメイン・テーマ】

WordPressを始めるために必要なものは、「サーバー」「独自ドメイン」「テーマ」の3つです。それぞれ、どのように用意すればいいのでしょうか?

この記事を読むと次のことがわかります

  • サーバー、ドメイン、テーマの役割
  • WordPress初心者に最適なサーバーの選び方
  • WordPress初心者にオススメのテーマとその理由
  • サーバー、ドメイン、テーマを用意する方法と費用

これらの疑問やお悩みについて、WordPressを使い続けて12年以上の私が解決します。できるだけ専門用語を使わず、わかりやすい言葉と図解で説明していますので、ぜひ最後までお読みください。

「私にWordPressは必要ですか?」と悩んでいる方へ

WordPressを使う必要性について悩んでいる場合は、WordPress(ワードプレス)とは?をお読みください。WordPressの特徴や、メリット・デメリット、WordPressが向いている人について詳しく解説しています。

目次

WordPressを始めるために必要なものとは?

「WordPressを使ってみたい!」
でも、いざ始めるとなると
「何を準備すればいいのか、わからない…」
今のあなたは、そんな心境かもしれません。

WordPressを使い始めるためにまず用意しておきたいのが、次の3つです。

  • サーバー
  • ドメイン
  • テーマ

サーバーは、WordPressで作るブログやホームページに関わるさまざまなデータを保管する大切な場所です。また、WordPressというソフトそのものをインストールする場所でもあります。サーバーがなければ、WordPressを動かすことはできません

サーバーの基礎知識

ドメインは、ブログやホームページのURLの一部となる文字列です。たとえば、このサイトのトップページURLは「https://wp-exp.com」ですが、「wp-exp.com」という部分がドメインにあたります。

ドメインの基礎知識

テーマは、ブログやホームページのデザインやレイアウトを決めるテンプレートのことです。また、WordPress本体にない機能を追加する役割もあります。

テーマの基礎知識

その他にもWordPressを使うために必要なものとして次の3つがありますが、すでに用意できているものばかりではないでしょうか。

  • パソコン(スマホでも可)
  • インターネット回線
  • メールアドレス

記事の作成やサイトの設定をするには、インターネットにつながったパソコンやスマホが必要です。また、メールアドレスがなければ、サーバー・ドメインの申し込みや、WordPressのユーザー登録ができません。

サーバーの基礎知識

サーバーとは、Webサイトの公開に欠かせない、インターネットにつながったコンピュータのことです。サーバーには種類がいくつかあって、Webサイトの構築に利用されるのは「Webサーバー」といいます。

サーバーの役割

WordPressを使う上で、サーバーの主な役割は次の3つです。

  1. WordPressをインストールする
  2. Webサイトのデータやファイルを保管する
  3. Webページの表示に必要なデータやファイルを送信する

1. WordPressをインストールする

WordPressは、ブログやホームページを作成するためのソフトウェアです。ソフトウェアであるWordPressを動かすためには、コンピュータに導入(インストール)する必要があります。

WordPressはパソコンやスマートフォンにインストールするのではなく、Webサーバーにインストールするソフトウェアです。つまり、WordPressを使うためには、サーバーは必須というわけです。

2. Webサイトのデータやファイルを保管する

WordPressでブログやホームページを作るとき、あらゆるデータやファイルがサーバー内に保管されます。

サーバーに保管される
「データ」の例
記事のタイトル、本文、カテゴリー、投稿日、コメントなど
サーバーに保管される
「ファイル」の例
画像ファイル、動画ファイル、WordPress本体の構成ファイルなど

どのデータやファイルも、サイト制作において重要なものばかりです。それらを保管する場所となるわけですから、よりよいサーバーを選ぶことがとても大切なんです。

3. Webページの表示に必要なデータやファイルを送信する

サーバー(server)という言葉には、「提供するもの」という意味があります。サイト訪問者からの「このページが見たい!」という要求に応じて、そのページの表示に必要なデータやファイルを提供しているのです。

データやファイルを訪問者側に送信するとき、WordPressがインストールされたサーバーでは複雑な処理を実行します。そのため、WordPressを利用したサイトではアクセス数が多くなるほどサーバーへの負荷が大きくなるります。WordPressを使うなら、処理能力が高いレンタルサーバーを選ぶことが大切です。


サーバーの役割については、下記ページで詳しく解説しています。

サーバーを用意する方法

WordPressを使って個人ブログや会社・お店のホームページを開設する場合、レンタルサーバーを利用するのが主流です。「レンタル」と言ってもサーバー機器が自宅などに届くわけではなく、インターネットにつながったサーバー機器を利用する仕組みになっています。

WordPressに適したレンタルサーバーの選び方

レンタルサーバーを提供する会社は、たくさんあります。その中から最適なサービスを選ぶためのポイントを6つご紹介します。

  1. WordPressの推奨環境をクリアしていること
  2. WordPressを簡単に始められること
  3. サポートが充実していること
  4. 安定性が高いこと
  5. バックアップや復元を簡単にできること
  6. サイトの規模や目的に合っていること

各ポイントについて、簡単に説明します。詳しい解説は、WordPressに適したレンタルサーバーの選び方6つのポイントをお読みください。


1. WordPressの推奨環境をクリアしていること

WordPress公式サイト(WordPress.org)によって推奨されているサーバーの条件を満たしていないと、エラーや不具合が起こる可能性があります。

2. WordPressを簡単に始められること

本来、WordPressをインストールするためには、いくつもの手順が必要で面倒な作業でした。しかし最近では、作業を自動化する「簡単インストール」機能が使えるレンタルサーバーが増えています。

WordPress簡単インストールは、簡単な入力やクリック操作だけでWordPressを始められる、とても便利な機能です。

3. サポートが充実していること

初めてレンタルサーバーを利用する人にとっては、きちんと使いこなせるかどうか、何かと不安がつきものですよね。

わからないことがあったり、トラブルが起きてしまったとき、すぐに問い合わせや相談ができる窓口があると、安心してサイトづくりができます。レンタルサーバーによって、用意されているサポート体制は異なります。24時間365日体制のサポートがあるレンタルサーバーがオススメです。

4.安定性が高いこと

サイト運営する上で避けたいのが、「アクセスされたページを見てもらえない」状態。その要因となり得るのが、サーバーの機能が停止してしまう「サーバーダウン」です。

ダウンしにくいサーバーを選ぶための目安となるのが「稼働率」の高さです。レンタルサーバー会社によっては、公式サイトで稼働率を公表している場合があります。

たとえば稼働率が99.99%のサーバーなら、停止する時間は年間およそ53分です。 (60分 × 24時間 × 365日 × 0.01% = 52.56分)

5. バックアップや復元を簡単にできること

WordPressを長く使っていると、管理画面にログインできなくなったり、エラーが表示されたりするなどのトラブルを、必ずと言っていいほど経験するものです。万が一に備えてバックアップをとっておき、いつでも元に戻せるようにしておくことが大変重要です。

自動バックアップや復元の機能を無料で使えるレンタルサーバーを選ぶことで、リスク回避につながります。

6. サイトの規模や目的に合っていること

どのレンタルサーバーを選び、どの料金プランを選択するかによって、性能やできることは大きく異なります。制作するサイトの規模や目的に応じてサーバーを選ぶことで、コストパフォーマンスのよいサイト運営が可能になります。


これら6つのポイントをすべて満たしていて、最もおすすめなレンタルサーバーは「エックスサーバー」です。

ドメインの基礎知識

ドメインは「インターネット上の住所」です。どういうことなのか、下の図を使って説明します。

ドメインは「インターネット上の住所」

図の下部には「インターネット」という広大な土地があります。その一角に、家を建てるための土地を用意します。これが「サーバー」です。レンタルサーバーを使う場合は、土地を借りるようなものですね。

借りた土地の上に家を建てます。これが、あなたのWebサイトです。しかし、インターネットという広大な土地には様々な家(=Webサイト)が建ち並んでいるため、訪問者があなたの家を探し当てるには住所が必要になります。これが「ドメイン」というわけです。

ドメインの役割

ドメインには、次の2つの役割があります。

  • サイトのURL
  • メールアドレス

たとえば、このサイトのトップページのURLは「https://wp-exp.com」ですが、「wp-exp.com」という部分がドメインにあたります。ドメインは、メールアドレスとしても使用できます。

独自ドメインとは?

任意の文字列を指定できるドメインのことを、独自ドメインといいます。下の例でいうと、○○○○○○の部分にお好みの文字列を指定できます。

サイトのURLとして利用

  • http(s)://○○○○○○.com
  • http(s)://○○○○○○.net
  • http(s)://○○○○○○.co.jp

メールアドレスとして利用

  • △△△△△△@○○○○○○.com
  • △△△△△△@○○○○○○.net
  • △△△△△△@○○○○○○.co.jp

独自ドメインを使うと、世界に1つだけのオリジナルURLでサイトを運営できるので、ぜひ取得することをオススメします。独自ドメインを使うには1年あたり数千円程度の費用がかかりますが、利用する価値は大きいです。

独自ドメインの取得をオススメする理由

独自ドメインの取得をオススメする主な理由は、次の2つです。

  • 「共用ドメイン」は使えなくなるリスクがある
  • サイトの信頼性が上がる

独自ドメインの取得は必須ではありません。なぜなら、レンタルサーバーから無料で提供される「共用ドメイン」を使うことができるからです。その名の通り、他のユーザーと共同利用するドメインです。

共用ドメインを使うことには、費用がかからないというメリットがあります。しかし、共用ドメインでブログやホームページを運営することには、大きなリスクがあります。それは、サーバーを移転したり、サーバーの提供が中止になった場合、それ以降は共用ドメインが使えなくなってしまうということです。

また、オリジナルのURLが設定できる独自ドメインを使うことで、サイトの信頼性が上がることも期待できます。収益化のためのブログや、会社・お店のホームページを作るなら、独自ドメインの取得は必須と言えるでしょう。

独自ドメインを用意する方法

ドメインの取得や管理を取り扱う、ドメイン登録業者に申し込みます。国内であれば

などが有名です。

このようなドメイン登録業者で独自ドメインを取得した場合、別に契約したレンタルサーバーとひも付けをしなければなりません。具体的には、下のような手順が必要です。

  1. 「レンタルサーバー」に申し込む
  2. 「独自ドメイン」を取得する
  3. 「レンタルサーバー」と「独自ドメイン」をひも付ける
  4. 「WordPress公式サイト」でWordPress本体をダウンロードする
  5. 「レンタルサーバー」でWordPressをインストールする

このように、「レンタルサーバー」「ドメイン登録業者」「WordPress公式」の各サイトを行ったり来たりしなければいけないため、時間も手間もかかります。

そこで一部のレンタルサーバーでは、上記の手順が一括で完了する便利な機能を提供しています。中でも、エックスサーバーが提供する「WordPressクイックスタート」がオススメです。

【初心者でも安心】たった10分で出来るWordPressブログの始め方

ドメイン名の決め方

まず、用途などに応じてドメインの種類を選択します。主なドメインの用途を表にまとめました。

ドメインの種類主な用途
.com商用サイト、企業サイト向け
.netネットワーク関連サービス向け
.info情報発信サービス向け
.org組織、非営利団体向け
.blogブログサイト向け
.jp日本国内に居住する個人、団体のサイト向け
.co.jp日本国内で登記済みの企業サイト向け

たとえば「.com」を選択した場合、サイトURLは「http(s)://○○○○○○.com」となり、「○○○○○○」の文字列を自由に設定することができます。サイトの内容を表すシンプルな文字列がオススメです。次の3つを参考にしてはいかがでしょうか。

  • 会社やお店の名前、所在地を入れる
  • ブログのタイトル、ジャンル、ニックネームを入れる
  • 同じジャンルの他サイトを参考にする

テーマの基礎知識

WordPressのテーマとは、デザインやレイアウトを決める「ひな形」のことです。一般的なブログやホームページで「テンプレート」とか「スキン」などと呼ばれるものに似ています。

非常にたくさんのテーマがあり、そのほとんどを無料で手に入れることができます。さらにデザイン性や機能性が高い、有料のテーマもあります。

テーマの役割

テーマの主な役割は次の2つです。

  • サイトの見た目を簡単に着せ替えできる
  • WordPress本体にない機能を追加できる

サイトの見た目を簡単に着せ替えできる

次の画像は、3つのWordPress標準テーマを利用したときの表示例です。すべて記事の内容は同じですが、見た目がかなり違うことがわかります。

WordPressの標準テーマ「Twenty Twenty-Two」
「Twenty Twenty-Two」
WordPressの標準テーマ「Twenty Twenty-One」
「Twenty Twenty-One」
WordPressの標準テーマ「Twenty Twenty」
「Twenty Twenty」

WordPress本体にない機能を追加できる

テーマには、WordPress本体には備わっていない機能を追加する役割もあります。どんな機能を追加できるかは、テーマによって異なります。

たとえば、以下の機能はWordPress本体には用意されていませんが、テーマによっては簡単に導入できます。

  • 目次の自動生成
  • 問い合わせフォームの設置
  • SNSシェアボタンの設置
  • 関連する記事の自動表示

公式テーマと非公式テーマ

テーマには次の2種類があります。

  • 公式テーマ
  • 非公式テーマ

公式テーマ

公式テーマは、WordPress公式サイトに登録されているテーマのことです。公式に定められたガイドラインに基づく厳しい審査をクリアした、安全性の高いテーマだけが登録されています。下の図のように、およそ10,000個ものテーマが登録されていて、すべて無料で利用することができます。

WordPress.org テーマディレクトリ
WordPress テーマ | WordPress.org 日本語

非公式テーマ

公式テーマの他にも、個人や企業によって様々なテーマが開発されています。これらは非公式テーマと呼ばれます。無料で配布されているテーマもあれば、より機能性やデザイン性の高いテーマになると有料で販売されているものもあります。

非公式テーマを使う場合は、公式テーマのように安全性に関する審査をクリアしていないため、信頼できる開発者から手に入れることが大切です。

テーマの選び方

WordPressのテーマ選びのポイントを3つご紹介します。

  1. レスポンシブWebデザインに対応していること
  2. ブロックエディタ(Gutenberg)に対応していること
  3. サイトにふさわしいデザインであること

1.レスポンシブWebデザイン対応

レスポンシブWebデザインとは、画面のサイズによってレイアウトを自動的に切り替えできるデザインのことです。

レスポンシブWebデザインの例

近年のWebサイトでは、パソコンだけでなくスマートフォンなどのモバイル端末で閲覧されることが多いです。小さな画面でも読みやすいデザインを実現する方法として主流となっているのが、レスポンシブWebデザインです。

2.ブロックエディタ(Gutenberg)対応

ブロックエディタとは、WordPressで記事を編集するための機能で、「Gutenberg(グーテンベルク)」と呼ばれることもあります。

WordPressの記事編集画面「ブロックエディタ」
WordPressの記事編集画面「ブロックエディタ」

ブロックエディタ機能がWordPressに追加されたのは、2018年12月です。古いテーマの場合、ブロックエディタに対応していない可能性があります。ブロックエディタに対応していないと、記事をうまく編集できないことがあるので注意してください。

3.サイトにふさわしいデザイン

3つ目のポイントは、サイトの内容にふさわしいデザインを選ぶということです。

あなたが作るWebサイトで、どんな情報を誰に伝えるのか。これによって配色や、文字の大きさなども変わってくるはずです。

たとえば、サイトに清潔感が求められるなら白を基調としたり、誠実さが求められるなら青を基調とするといった具合ですね。また、訪問者の年齢層が高くなるサイトであれば、文字が大きめのデザインを選ぶなどの工夫が必要となるでしょう。


個人的にオススメしたいのは、非公式テーマにはなってしまいますが国産の有料テーマを使うことです。その理由は2つあります。

1つ目の理由は、公式テーマの多くが英語圏で開発されているため、日本語サイトで使うと不具合がでる場合があるからです。

2つ目の理由は、初めからデザイン性や機能性が高いテーマを用意しておくことで、カスタマイズや機能の追加設定などに手間や時間をかけることなく、コンテンツの制作に集中することができるからです。

おすすめNo.1のテーマ「SWELL」には、様々なタイプのデモサイトが用意されています。デモサイトのデザインに着せ替えるためのデータも配布されているので、とても便利です。もちろん、レスポンシブWebデザインやブロックエディタにも、しっかり対応しています。

おすすめのテーマ「SWELL」のデモサイト

SWELLのデモサイトを見てみる

テーマを手に入れる方法

テーマを手に入れる方法は、公式テーマと非公式テーマとで異なります。

公式テーマを手に入れる

WordPressの公式サイトからダウンロードすることもできますが、WordPress管理画面を使うほうが簡単です。

WordPressテーマの新規追加画面
WordPressテーマの新規追加画面

非公式テーマを手に入れる

非公式テーマを手に入れるには、テーマ開発者の公式サイトなどで購入・ダウンロードするのが一般的です。

おすすめテーマ「SWELL」のダウンロードページ
おすすめテーマ「SWELL」のダウンロードページ

よくある質問

WordPressを始めるために、専門知識は必要ですか?

専門知識がない人でも直感的に操作できるよう、WordPressには初心者にやさしい機能が用意されています。

ブロックエディタブロックを組み立てるような感覚で、直感的に記事を編集できる
テーマサイトデザインの変更や、WordPress本体にない機能を追加できる
カスタマイザー簡単なサイトデザインのカスタマイズができる
プラグインWordPress本体やテーマに備わっていない機能を追加できる

専門知識がある人なら、テーマを自分好みにカスタマイズしたり、テーマを自分で開発したりすることもできるので、さらに自由度が高くなります。

WordPressを使うのに、費用はどれくらい必要ですか?

WordPressを利用するうえで費用がかかるのは、主に次の3つです。

  • レンタルサーバー代
  • 独自ドメイン代
  • テーマ代

利用するサービスや商品によって費用は異なります。参考として、以下の条件での費用をご紹介します。

  • レンタルサーバー:エックスサーバーのスタンダードプラン(12ヶ月ごとに契約更新)
  • 独自ドメイン:エックスサーバーの「独自ドメイン永久無料特典」を利用
  • テーマ:SWELLを購入(買い切り)

※ 価格は2023年3月10日時点のもので、すべて税込みです。

支払時期費用内訳
1年目30,800円サーバー:月額費用 1,100円 × 12ヶ月
ドメイン:取得費用 0円
テーマ:購入費用 17,600円
2年目以降13,200円/年サーバー:月額費用 1,100円 × 12ヶ月
ドメイン:更新費用 0円
WordPress利用にかかる年間費用の例

料金は、キャンペーンの実施等により変動します。最新の情報は、公式サイトでご確認ください。

» エックスサーバー公式サイト
» SWELL公式サイト

WordPressをインストールするには、何が必要ですか?

本来なら、WordPress公式サイトからソフトウェア本体をダウンロードして、サーバーにインストールする必要があります。

しかし最近では、この作業を自動化する「簡単インストール」機能を備えたレンタルサーバーが増えています。簡単な入力やクリック操作だけでインストールできるので、特に用意するものはありません。

まとめ

WordPressを始めるために用意しておきたいのが、次の3つです。

  • サーバー
  • ドメイン
  • テーマ

WordPressを使うためには、インストールする場所となるサーバーが必須です。サイト制作において重要なデータの保管場所ともなるので、よりよいサーバーを選ぶことが大切です。

WordPress初心者に最適なレンタルサーバーを選ぶためのポイントを3つご紹介しました。WordPressの推奨環境をクリアしていて、簡単インストール機能を備え、安定性に定評があるサーバーが、エックスサーバーです。

独自ドメインを使うと、世界に1つだけのオリジナルURLでサイトを運営できるので、ぜひ取得することをオススメします。独自ドメインとレンタルサーバーをひも付ける手順が自動化された、エックスサーバーの「WordPressクイックスタート」が便利です。

テーマは、サイトの見た目を簡単に着せ替えできるだけでなく、WordPress本体にない機能を追加する役割もあります。レスポンシブWebデザインやブロックエディタに対応し、様々なタイプのデモサイトが用意された「SWELL」がオススメです。

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この記事を書いた人

WordPress超初心者講座の運営者。
ワードプレスでブログ・サイトを作り始めて12年。アラフィフ。
今も年間330日くらい、WordPressを触っています。

Twitterはじめました。

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