WordPressワードプレス)を使い始めるためにまず準備しておきたいのが、サーバードメインです。このページでは、初めてサーバーやドメインを利用する方のために、サーバーの基礎知識や選び方、おすすめのレンタルサーバー・ドメイン取得サービスを紹介します。

WordPressを使うために必要なもの

「WordPressを使ってみたい!」でも、いざ始めるとなると「何を準備すればいいのか、わからない…」今のあなたは、そんな心境かもしれません。

WordPressを使い始めるためにまず用意しておきたいのが、次の4つです。

WordPressを使うために必要なもの
  • パソコン
  • インターネット回線
  • サーバー
  • ドメイン
パソコンとインターネット回線

WordPressを使ってサイトを作るためには、インターネット回線につながったパソコンが必要です。今このページをご覧になっているあなたは、すでにこの2つは用意できているのではないでしょうか。

スマートフォンやタブレットといったモバイル端末でもWordPressを使うことができますが、作業効率を考えると、画面サイズが大きくマウス操作もできるパソコンを使うことをおすすめします。
サーバー

サーバーは、WordPressで作るサイトに関わるさまざまなデータを保管する場所です。サーバーについては、この後くわしく解説します。

ドメイン

ドメインとは、サイトアドレス(URL)の一部となる文字列です。当サイトのトップページのURLは「https://wp-exp.com」ですが、「wp-exp.com」という部分がドメインにあたります。

サーバーの基礎知識

そもそも、サーバーって何?
Webサイトの文章や画像などのコンテンツや、さまざまなデータを保管する場所です。

サーバーには、どのようなデータが保管されるのでしょうか。また、データ保管の他にはどんな役割があるのでしょうか。

WordPress利用時の、サーバーの役割

サーバーの主な役割
  1. サイトの表示に必要なデータの保管/受け渡しをする
  2. WordPressをインストールする場所となる

1.サイトの表示に必要なデータの保管/受け渡しをする
サーバーには文章や画像だけでなく、記事のタイトル、カテゴリー、投稿した日付、コメントなど、あらゆるデータが保管されます。

サイトにアクセスがあると、サーバーはそのページを表示するための情報を訪問者側に送信します。つまり、サーバーはサイト管理者と訪問者との間でデータの受け渡しをする役割があります。

では、サイト管理者は文章や画像などのコンテンツをどのようにサーバーに転送(アップロード)するのでしょうか。通常であれば専門的な知識や技術が必要ですが、この作業を簡単にしてくれるのがWordPressです。

2.WordPressをインストールする場所となる
WordPressは、コンピューターにインストールして利用するソフトウェアです。そのインストール先となるコンピューターが、サーバーです。

WordPressをサーバー内にインストールすることによって、専用の管理画面が使えるようになります。管理画面を利用すれば、コンテンツを簡単にアップロードすることができます。

ここまでの話を、下の図にまとめます。

WordPressとサーバーの関係
WordPressとサーバーの関係

サーバーを用意するには?

サーバーは、どうやって用意するの?
レンタルするのが一般的です。

小中規模のサイト運営向けにサーバーを用意するなら、レンタルするのが一般的です。レンタル料金は、無料のものから月に数百円、高いものだと月に数万円程度かかるサーバーもあります。

無料サービスには「広告の表示」「サービスの提供中止」等の制限やリスクがあるため、(特にビジネス用途のサイト運営には)おすすめしません。

レンタルサーバーには、どんな種類があるの?
初心者でも利用しやすいレンタルサーバーの種類として、共用サーバーと専用サーバーがあります。

共用サーバー
1つのサーバーを複数の利用者で共同利用します。複数の人たちで分け合うため、次のメリット・デメリットがあります。

共用サーバーのメリット
専用サーバーと比べて、低価格で利用できる
共用サーバーのデメリット
他の利用者のサイトに問題が発生すると、その影響を受ける可能性がある
例えば、あるサイトに大量のアクセスが集中すると、サーバーには大きな負荷がかかります。すると、同じサーバー内の他のサイトまでもがアクセスしにくくなるなどのトラブルが起こる可能性があります。このような不具合への対策がされている(負荷に強い)サーバーを選ぶことが大切です。

専用サーバー
専用サーバーは、1つのサーバーを1人の利用者が独占して使えます。そのため、次のメリット・デメリットがあります。

専用サーバーのメリット
外部からの影響を受けず、安定してサイトを運営できる
サーバーの設定変更が可能で、機能性の高いサイトを運営できる
WordPressはプラグインによって機能を拡張することができるため、サーバー内の設定を変更しなくても機能性の高いサイトを作ることができます。
専用サーバーのデメリット
共用サーバーに比べて、コストがかかる

これらの特徴から、初めてレンタルサーバーを利用するのであれば共用サーバーをおすすめします。


レンタルサーバーを提供する事業者はたくさんありますが、WordPressを稼働させるための条件を満たすサービスを選ぶ必要があります。

WordPressを稼働させるための、サーバーの条件

WordPressがきちんと動作するために必要な条件は、PHPとMySQLが利用できるサーバーを選ぶことです。

PHPとは?
ウェブページに表示する内容を命令する、プログラム言語の一種です。WordPressは、PHPを利用して作られているソフトウェアです。
MySQLとは?
サイトの表示に必要な情報を保管する場所となる、データベースの一種です。

さらに注意すべきポイントがあります。それは、PHP・MySQL それぞれのバージョンです。どのバージョンのPHPやMySQLを利用できるかは、レンタルサーバー事業者によって異なります。古いバージョンだと、WordPressそのものが動作しなかったり、セキュリティが弱い場合があるので気をつけてください。

最新バージョンのWordPressが動作するための要件は、以下の通りです(2019年11月1日現在。最新の情報は、Template:Server requirements « WordPress Codex(英語ページ)で確認して下さい。)

  • PHP バージョン 5.6.20 以上
  • MySQL バージョン 5.0.15 以上 または MariaDB(バージョン問わず)
MariaDBは、MySQL と互換性のあるデータベースの一種です。

ここまでに紹介した「WordPressが稼働するための条件」を満たすレンタルサーバーは、実はたくさん存在します。サーバーは、どのような基準で選べばいいのでしょうか。

WordPress初心者に最適なサーバーの選び方

WordPress初心者が押さえておきたいサーバー選びのポイントは、次のとおりです。

サーバー選びのポイント
  • 安定性・高速性に優れている
  • WordPressの簡単インストール機能がある
  • 契約プランの変更ができる
  • サポートが充実している

これらの条件を満たすサーバーの中で、特におすすめしたいのは次の4つです。

おすすめサーバー

これらのサーバーをオススメする理由については、下記の記事をご覧ください。

WordPressとドメイン

ドメインは、サイトのURLやメールアドレスの一部として使われる文字列です。例えば、当サイトのトップページのURLは「https://wp-exp.com」ですが、「wp-exp.com」という部分がドメインにあたります。

ドメインには、任意の文字列を指定することができます。ただし、誰かがすでに利用している場合は、その文字列を指定することはできません(早いもの勝ちです)。このように、好みの文字列で取得できるドメインのことを、独自ドメインといいます。WordPressを使ったサイト運営では、独自ドメインを利用することができます。

独自ドメインを取得する理由

独自ドメインは、あなた専用のドメインになります。あなたが利用契約を更新し続ける限り、あなた以外の人は使うことができません。独自ドメインの更新には、1年あたり数千円程度の費用がかかりますが、その利用価値は高いです。

ドメインの取得・更新費用は、ドメインの種類や取扱事業者によって異なります。ちなみに「wp-exp.com」の更新費用は、1年あたり1,280円でした(2020年2月時点の税抜価格)。

独自ドメインは、WordPressを使うために“必須”というわけではありません。例えば、エックスサーバーをレンタルすると「(任意の文字列).xsrv.jp」というサーバー付属のドメインを使うことができます。しかし、このドメインでサイトを運営することには、リスクがあります。

仮にエックスサーバーから他のサーバーに乗り換えたり、エックスサーバーのサービス提供が中止となった場合、それ以降は付属のドメインが使えなくなってしまうからです。

サイトの運営目的にもよりますが、こうした事態を避けるためにも独自ドメインは取得するべきだと思います。

ドメインの取得 おすすめは「お名前.com」

ドメインを取得するサービスもいくつかありますが、おすすめは「お名前.com」です。お得なキャンペーンを頻繁に実施していますし、ドメインの取得方法や管理画面も分かりやすいです。

その他のおすすめドメイン取得サービスは、下記の記事でご紹介しています。

まとめ

パソコンとインターネット回線があるなら、あとはサーバーとドメインを用意すればWordPressを使い始めることができます。

サーバーは、サイト運営に関わるデータの保管場所となります。くれぐれも慎重に選ぶことをオススメします!また、独自ドメインを使ってサイト運営できることは、WordPressの大きな魅力の1つです。ぜひ、あなただけのドメインを取得してください。

初めてのサーバー契約やドメイン取得には、下記の記事を参考にしてください。