ラッコキーワードの使い方や、無料プランと有料プランの違いについて詳しく解説します。
- ラッコキーワードで何ができるの?
- ラッコキーワードは登録が必要なの?
- 無料プランと有料プランの違いは何?
- おすすめの有料プランはどれ?
- 無料プランから有料プランに変更する方法は?
- ラッコキーワードはインスタやYouTubeにも活用できる?
上記の疑問について、スッキリ解決します。
こんにちは。この記事を書いた、かずよしといいます。2010年からWordPressでブログを書いてます。
この記事を書いた、かずよしです
ユーザー数のべ800万人超えの情報サイト「WordPress超初心者講座」を管理・運営する人。ワードプレスの始め方や使い方を、初心者向けにやさしく解説します。
サイト設計、ネタ探し、競合調査、穴場キーワード発掘……
いろいろ使えて 月額440円 ~
\ 月間10万人以上が利用している /
まずは無料会員登録!
ラッコキーワードとは
ラッコキーワードは、検索キーワードを調べるためのSEOツールです。
SEOとは、検索結果で上位表示させるための施策のことをいいます。
ネット検索する人のニーズや、検索上位にいる競合ページを簡単にリサーチすることができます。
ラッコキーワードでできること
ラッコキーワードを使うと、ブログやサイトのキーワード選定を効率化できます。
キーワード選定とは、ブログやサイトに来てほしい人が検索しそうなキーワードを選ぶ作業のこと。集客力を高めるには、検索ニーズのあるキーワードについて記事を書くことが大切です。
例えば、「筋トレ」に関するブログを書く場合、以下のことが分かれば記事を書きやすいですよね。
- 筋トレに興味がある人は、どんなキーワードで検索しているのか
- そのキーワードは、何回くらい検索されているのか
- そのキーワードで記事を書くなら、どんなタイトルや見出しにすればいいか
- 他の筋トレブログは、どんなキーワードで集客できているのか
ラッコキーワードなら、上記の項目について簡単に調べることができます。
各機能については、後ほど「ラッコキーワードの機能」で詳しく解説します。
ラッコキーワードを活用するなら会員登録しよう
ラッコキーワードは誰でも利用できるツールですが、非会員は1日あたりの利用が厳しく制限されます。
ラッコキーワードを活用するには、まずは無料会員に登録することをおすすめします。さらに、有料プランに申し込むと調査がサクサク進むので、作業効率がグンと上がります。
\ ライトプランがおすすめ /
次の章では、ラッコキーワードの会員登録方法や、無料プランと有料プランの違いについて説明します。
ラッコキーワードの登録
ラッコキーワードでは、会員登録せずに検索する人に対して1日5回までの制限が設けられています。しかし、会員登録してログインすれば、制限が大きく緩和されます。
会員登録は無料です。入力が必要なのはメールアドレスのみ。名前や住所などの個人情報は入力しなくて大丈夫です。登録方法は、次の手順を参考にしてください。
ラッコキーワードの登録方法
次の手順でユーザー登録します。
- メールアドレスを入力
- 利用規約に同意できる場合はチェック
- 登録ボタンをクリック
登録したメールアドレス宛てに、認証メールが届きます。メール内の認証URLをクリックします。
ラッコIDに登録するボタンをクリックすると、ユーザー登録が完了します。
本登録が完了すると「ユーザー登録完了」画面が表示され、パスワードが自動発行されます。忘れないようにメモしておきましょう。
パスワードの変更方法
パスワードの変更画面を表示するにはラッコIDのマイページにアクセスし、ユーザー情報>パスワードの順にクリックします。
無料プランと有料プランの違い
有料プランに加入すると、さらに制限が緩和され、作業効率を高められます。
下の表では、無料プランの「フリー」と、個人向けの有料プラン「エントリー」「ライト」を比較しました。おすすめはライトプランです。
機能 | フリー | エントリー | ライト |
---|---|---|---|
獲得キーワード調査 | 30回/日 出力上限: 10 フィルタ/ソート: マッチタイプ: | 1,500回/月 出力上限: 50 フィルタ/ソート: マッチタイプ: | 出力上限: 300 フィルタ/ソート: マッチタイプ: | 3,000回/月
集客コンテンツ検索 | 30回/日 出力上限: 10 フィルタ/ソート: 検索オプション: | 1,500回/月 出力上限: 50 フィルタ/ソート: 検索オプション: | 出力上限: 300 フィルタ/ソート: 検索オプション: | 3,000回/月
月間検索数の取得 | 40回/月 | 100回/月 | |
高精度AIによる提案 | 3回/月 | 20回/月 | |
AIによる提案 | 10回/日 出力上限: 5 | 500回/月 出力上限: 10 | 出力上限: 20 | 1,000回/月
サジェストプラス | 100回/月 | 300回/月 | |
サジェストキーワード Q&Aサイト ニュース・話題の記事 Googleトレンド 周辺語・連想語 類語・同義語 | 30回/日 | 1,500回/月 | 3,000回/月 |
見出し抽出 共起語 関連ハッシュタグ 潜在的な検索KW | 10回/日 | 500回/月 | 1,000回/月 |
広告表示 | あり | なし | なし |
利用料金(年払い) | 無料 | 440円/月 5,280円/年 | おすすめ! 990円/月 11,880円/年 |
- 比較表のデータは、2024年5月現在のものです
- 利用料金は、年払いの税込価格を表示しています
個人向けの有料プランに申し込むなら、ライトプランがおすすめです。
ライトプランでは、サジェストキーワードや獲得キーワードを調査する機能をより便利に使えるからです。エントリープランに比べて、利用回数制限も大きく緩和されます。
\ ライトプランがおすすめ /
エントリープランとライトプランの違いについては、下記ページを参考にしてください。
無料プランから有料プランに変更する方法
ラッコキーワードの契約プランは、次の手順で変更できます。
契約管理ページで、ご利用中のプラン>(アップグレードする)をクリックします。
以下の3つを選択して、有料プランに申し込みます。
- 対象プラン:「ライト」がおすすめ
- 期間:「12ヶ月」を選ぶと40%割引になります
- 支払い方法:3種類から選択できます
ラッコキーワードの使い方
ラッコキーワードには様々な機能がありますが、ここではキーワードを選定するための基本的な使い方について紹介します。
ラッコキーワードにログインする
ラッコキーワードの画面右上にあるログインボタンをクリックします。
メールアドレスとパスワードを入力して、ログインボタンをクリックします。
検索窓にキーワードを入力する
ラッコキーワードの検索窓に、調べたいキーワードを入力します。今回は「WordPress」と入力しました。
調べたい項目を選択する
プルダウンメニューから調べたい項目を選択し、虫眼鏡ボタンをクリックします。今回は「サジェスト(Google)」を選択しました。
全キーワードをコピーする
画面右上の全キーワードコピー(重複除去)ボタンをクリックします。
検索ボリュームを調べる
有料プランに加入している場合は、画面左側メニューの月間検索数(検索ボリューム)をクリックします。
コピーしたキーワードを貼り付けて取得ボタンをクリックすると、検索ボリュームが表示されます。
ブログを開設して間もない頃は、月間検索ボリュームが100~1,000回未満のキーワードを選ぶのがおすすめです。
その理由や、詳しいキーワード選定方法については、別記事のブログのキーワード選定のやり方で解説しています。
ラッコキーワードの機能
ラッコキーワードの各機能は、画面左側のメニューから選択できます。
ここからは、ラッコキーワード各機能の活用方法や見方について説明します。上記リストの項目名をクリックすると、説明にジャンプできます。
サジェストキーワード
- 検索エンジンの選択
- マルチサジェスト
- サジェストキーワードの再検索
- Google検索結果の表示
サジェストキーワードとは、検索窓にキーワードを入力したときに自動表示される検索候補のことです。
ラッコキーワードでは、以下の検索エンジンのサジェストキーワードを取得できます。
- Youtube
- Amazon
- 楽天
- Bing
- Google動画
- Google画像
- Googleショッピング
マルチサジェストボタンをクリックすると、上記全ての検索エンジンのサジェストキーワードを一括表示します。
サジェストプラス
サジェストプラスは、前述のサジェストキーワード機能の強化版です。より多くのキーワードを効率的に調べられるので、穴場キーワードの発掘に繋がるかもしれません。
- より多くのサジェストキーワードを取得できる
- 調査結果の検索ボリュームをすぐに取得できる
- 調査結果のキーワードを絞り込み表示できる など
\ ライトプランがおすすめ /
獲得キーワード調査
獲得キーワード調査では、競合サイトや自分のサイトがどんなキーワードで集客できているのかを知ることができます。
以前は1サイトごとの調査しかできませんでしたが、2024年3月から最大10サイトまで同時に検索することが可能になりました。
検索ボリュームや検索順位、推定流入数などを調べることができるので、キーワード選定にとても役立ちます。
見出し抽出(上位20サイト)
Google検索結果の上位20サイトの見出しを抽出できます。
見出しの内容だけでなく、ページの文字数や見出しの数、ページタイトルなども一括表示されます。見出しや文字数が少ないページは抽出結果から除外することも可能です。
見出しは、ページの構成を示す重要な要素です。検索上位ページの見出しを参考にすることで、ユーザーの検索意図を満たすコンテンツ制作に役立ちます。
共起語(上位20サイト)
検索上位20サイトの文章から共起語を抽出できます。
共起語とは、特定の物事を説明するときによく使われる言葉のことです。
共起語を知ることで、検索上位のページにどのような内容が書かれているのかを理解できます。周辺語や連想語も合わせて活用すると、より検索ニーズを満たせるコンテンツが出来上がるでしょう。
月間検索数(検索ボリューム)
Googleでの月間検索数(年間平均値)を取得できます。
おすすめのプラン「ライト」の場合、下記の制限内で検索ボリュームを調べることができます。
- 1ヶ月間の使用回数:100回まで
- 使用回数1回につき:500キーワードまで
例えば、800個のキーワードの検索ボリュームを一度に調べた場合、使用回数は2回分が消費されます。
\ ライトプランがおすすめ /
集客コンテンツ検索
集客コンテンツ検索は、2024年3月から提供された新機能です。特定のキーワードについて、SEO集客ができているサイトを検索することができます。
集客コンテンツ検索機能を使うと、以下のことが分かります。
- 検索上位の記事コンテンツがどういうものか
- 1記事でどれくらいのアクセスを得ているのか
- どのキーワードで最も集客できているのか
潜在的な検索キーワード/質問(LSI/PAA)
潜在的な検索キーワード/質問(LSI/PAA)は、Google検索結果で表示される「他の人はこちらも検索」や「関連する質問」を抽出する機能です。
以前は「他のキーワード/質問β」という名前で、有料プラン限定の機能でした。2024年4月に名前が変更され、無料で使えるようになっています。
調査したいキーワードと関連性が高いキーワードや質問を知ることができます。
これらの情報は、検索ユーザーが次に入力しそうなキーワードをGoogleが予測したものなので、ユーザーの検索意図を把握するのに役立ちます。
\ ライトプランがおすすめ /
AIによる提案について
ラッコキーワードでは、以下の4項目についてAIが提案してくれます。
AIによる提案をそのまま利用するのではなく、あくまでも参考程度にするのがおすすめです。
記事タイトル生成(AI)
AIがキーワードの検索ニーズを判断し、記事タイトルを提案してくれます。
表示される件数は、契約プランによって異なります。
- フリープラン:最大5件
- エントリープラン:最大10件
- ライトプラン以上:最大20件
他のタイトルを提案してほしいときは、再生成ボタンをクリックしてください。また、見出し生成ボタンをクリックすると、AIが記事見出しを生成してくれます。
AIモデルのGPT-4(高精度)は、有料プランで利用することができます。
\ ライトプランがおすすめ /
記事見出し生成(AI)
キーワードやタイトルを入力し、見出し生成ボタンをクリックすると、AIによってSEOを考慮した見出しを提案してくれます。
AIが実際のGoogle検索結果や上位サイトの情報を参考にする仕組みのようです。
AIモデルのGPT-4(高精度・推奨)は、有料プランで利用することができます。
\ ライトプランがおすすめ /
関連する疑問(AI)
AIがキーワードに関連する疑問を提案してくれます。検索ニーズを読み解くための参考になります。
表示される件数は、契約プランによって異なります。
- フリープラン:最大5件
- エントリープラン:最大10件
- ライトプラン以上:最大20件
他の疑問を提案してほしいときは、再生成ボタンをクリックしてください。
関連キーワード(AI)
AIがキーワードに関連する単語を提案してくれます。関連するワードを知ることで、より幅広いキーワードの発掘に繋がります。
表示される件数は、契約プランによって異なります。
- フリープラン:最大5件
- エントリープラン:最大10件
- ライトプラン以上:最大20件
他の関連ワードを提案してほしいときは、再生成ボタンをクリックしてください。
関連ハッシュタグ
キーワードに関連するハッシュタグと、その出現数を取得できます。出現数が多いほど注目度が高いハッシュタグだとわかります。
調査対象のSNSは、以下の4つです。
- TikTok
- X(旧Twitter)
- YouTube
類語・同義語
類語・同義語を調べることができます。
同じ意味でも、検索ユーザーは異なるキーワードを入力しているかもしれません。類語や同義語がわかれば、そのキーワードの意味をより深く理解することができます。
周辺語・連想語
周辺語・連想語では、最新の単語を含む辞書データやWikipediaの記事情報を基にした関連性が高い単語を取得できます。
検索結果の上位サイトを分析した共起語とは取得方法が異なるため、競合との差別化をするのに役立つ機能です。
Q&Aサイト(知恵袋など)
Q&Aサイトから、キーワードに関連する質問を取得することができます。リンクをクリックすると、各Q&Aサイトに移動します。
キーワードに関連する疑問や悩みを知ることは、ユーザーに役立つコンテンツを作ることに繋がります。
調査対象のQ&Aサイトは、以下の2つです。
- Yahoo!知恵袋
- 教えて!goo
Googleトレンド
Googleトレンドの簡易的なデータを確認することができます。
Googleトレンドとは、キーワードが検索された回数の推移を調べることができるWebツールです。
できる限り、グラフが右肩上がりのキーワードを選んで記事を書くべきですね。
ただ、利用環境によってはエラーが発生することが多いです。詳しいデータを見るには、公式サイトを利用することをおすすめします。
ニュース・話題の記事
いま話題になっている記事やニュースを取得することができます。
情報の鮮度が重視されるトレンド系ブログなどに活用したい機能ですね。
ラッコキーワードとキーワードプランナーを併用する方法
キーワード選定のやり方を検索すると、「ラッコキーワード」と「キーワードプランナー」の併用について書かれたブログ記事をよく見かけます。具体的には、
- ラッコキーワードでキーワード候補を取得して
- キーワードプランナーで検索ボリュームを調査する
という方法です。上記の手順は、別記事のキーワード選定のやり方でも紹介しています。
しかし、キーワードプランナーで詳しい検索ボリュームを調べるには、Google広告に入金する必要があります。
Google広告とは、Google検索結果の上部などに表示される広告のことです。
広告を出稿せずにキーワードプランナーを利用すると、「1000~1万」など大まかな検索ボリュームしか表示されません。
ラッコキーワードの有料プランに加入すれば、キーワード候補の取得と検索ボリュームの調査をまとめて実行できるので、2つのツールを行き来する必要がありません。
もちろん、検索ボリュームは最新の詳しいデータが表示されますよ。
個人的には、ラッコキーワードは効率的にキーワードを選定するのに欠かせないツールとなっています。
\ ライトプランがおすすめ /
ラッコキーワードは有料プランがおすすめ
ラッコキーワードは、検索キーワードを調べるためのSEOツールです。ネット検索する人のニーズや、検索上位にいる競合ページを簡単にリサーチすることができます。
ラッコキーワードでは、非会員は1日あたりの利用が厳しく制限されるため、まずは無料会員に登録することをおすすめします。
さらに、有料プランに申し込むと調査がサクサク進むので、作業効率がグンと上がります。SEOツールとしては比較的安価なので、ブログ初心者にもおすすめです。
\ ライトプランがおすすめ /