WordPressのプラグイン「Broken Link Checker」の導入方法と使い方をご紹介します。Broken Link Checkerは、サイト内に貼りつけたリンクが切れていないか確認してくれるプラグインです。
Broken Link Checker の概要
Broken Link Checkerは、WordPressで作成したサイト内に貼りつけたリンクを検知して、リンク切れがないかどうかを確認してくれます。
リンク切れをサイト内に表示してしまうことには、大きな問題が2つあります。まずは、サイト訪問者に対して迷惑がかかることです。せっかくリンクをクリックしても何も表示されないのでは、がっかりしてしまうでしょう?次に、SEOにもあまりよくないというのを目にしたこともあります。このことは、私自身検証したわけではないので、詳細はわかりません。
リンク切れを手作業でチェックするのは、記事数が膨大になればなるほど手間がかかります。Broken Link Checkerは自動でリンク切れを確認し該当があれば通知してくれますから、ぜひとも導入していただきたいプラグインです。
Broken Link Checker の導入方法
動作確認をしたバージョン
- プラグイン:1.2.5
- WordPress:3.1.2
プラグインのインストール
Broken Link Checker は公式プラグインとして登録されているので、管理画面で簡単にインストールできます。
- 管理画面[プラグイン]>[新規追加]からプラグインのインストール画面を開く
- キーワードにBroken Link Checker と入力し、検索
- いますぐインストールをクリック
- プラグインを有効化をクリック
Broken Link Checker の使い方
Broken Link Checkerをインストール・有効化すると、WordPress管理画面の[設定]に、[Broken Link Checker]メニューが追加されます。
![[Broken Link Checker]メニュー [Broken Link Checker]メニュー](https://wp-exp.com/wordpress/wp-content/uploads/2011/05/broken-link-checker-menu.gif)
ここをクリックすると、Broken Link Checker設定画面が開きます。ここには、下記5つのタブメニューがあります。

- 一般:
リンクエラーの確認や、チェックを何時間ごとに行うかなどの設定 - リンクチェック対象:
チェック対象(投稿、ページ、コメントなど)の選択や、チェックする記事の状態(公開済み、下書きなど)の選択 - リンクチェック種類対象:
リンクの種類(HTMLリンク・画像、YouTubeの動画など)の選択や、除外リストの設定 - プロトコル & API:
リンクチェックに使用するHTTP・APIの選択 - 高度な設定:
タイムアウト(リンク読み込み時間)の設定や、サーバーの負担制限の設定など
このように、Broken Link Checkerは様々な設定ができますが、以下で基本的な使い方をご紹介します。
リンクエラーの確認方法
Broken Link Checkerによってリンクエラーが検出された場合、一般メニュー画面に表示されます。

このリンクをクリックすると、検出されたリンクエラーの一覧が表示されます。

まずは、ここに表示されたリンク先が本当にリンク切れなのかどうか、クリックして確認します。

リンク先を実際に表示させてみて、
- URLが誤っていたのなら・・・URLを編集
- リンク切れのためリンクを解除するなら・・・リンク解除
- リンク切れでなければ・・・リンクエラーでない
をクリックして対処します。
リンクエラーのメール通知
Broken Link Checkerによって新たに検出されたリンクエラーに関して、メール通知を受けとりたい場合は、一般メニューで下記にチェックを入れます(初期状態ではすでにチェックされているはずです。)。

基本的な使い方は以上ですが、他にもリンクチェックの対象なども必要に応じて設定してみてください。Broken Link Checkerは、今回確認したバージョン1.2.5ではインストール・有効化した時点で日本語化されていますので、設定すべき内容もわかりやすいと思います。