- アフィリエイトの仕組みが知りたい
- どうやって報酬が発生するの?
そんな疑問を解決するには、この記事をお役立てください。
アフィリエイトとは、大手企業も利用している「成果報酬型広告」です。難しそうに思えますが、実はその仕組み自体はとてもシンプル。誰でも手軽に始められます。
この記事では、アフィリエイトの基本や報酬が発生する仕組み、関係者の役割などを、初心者向けにわかりやすく解説しています。
「怪しくない?」「ブログとSNS、どっちがいい?」といった疑問にも触れながら、アフィリエイトの全体像をしっかり理解できる内容になっています。ぜひ最後まで読んでみてください。
こんにちは、かずよしといいます。2010年からアフィリエイトに取り組んでいます。

この記事を書いた、かずよしです
800万ユーザー超えの情報サイト「WordPress超初心者講座」を管理・運営する人。ワードプレスの始め方や使い方を、初心者向けにやさしく解説します。
アフィリエイトとは?超ざっくり解説
アフィリエイトとは、簡単に言うと「商品やサービスを紹介して、誰かが買ってくれたら報酬をもらえる仕組み」のことです。
例えば、あなたがブログやSNSで「この化粧品おすすめ!」と紹介して、そこから誰かが購入してくれたら、あなたにお金が入るという流れです。
広告を出したい企業は、アフィリエイトの仕組みを使って、たくさんの人に自社の商品を広めてもらいたいと考えています。
一方で、紹介する側(=あなた)は、ブログやSNSで商品を宣伝することで、報酬が得られるというわけです。
しかも、商品を持っていなくてもOK。在庫もいらないし、発送作業も不要。あなたがやるのは「紹介すること」だけです。ブログやSNSさえ立ち上げれば、誰でも気軽に始められます。
「紹介 → 商品が売れる → 報酬が入る」というとてもシンプルな流れなので、副業としても人気があります。
「何か売りつけるの?」と心配になる人もいますが、あくまで商品やサービスを「知ってもらう」「必要な人に届ける」ことを目的とした、広告の一種なんです。
アフィリエイトの仕組みを図解でわかりやすく
アフィリエイトで報酬が発生する仕組みを理解しやすくするため、図解で説明します。

上の図に沿って、アフィリエイト報酬がどんな流れで発生するのか、仕組みを詳しく見てみましょう。
ユーザーとは、メディア(ブログやSNSなど)の訪問者のことです。ユーザーが訪れたそのメディアには、興味深い商品の広告が掲載されています。
商品をすっかり気に入ったユーザーは広告をクリックし、販売ページ(広告主のウェブサイト)で購入をしました。
商品を購入してもらった広告主は、ASPに対して広告費を支払います。
ASPは一定の手数料を広告費から差し引き、残りを報酬としてアフィリエイターに支払います。
アフィリエイトは「紹介した商品が売れたら報酬がもらえる」というシンプルな仕組みですが、その背景には複数の人物や企業が関わって成立しています。
次の章では、アフィリエイトの仕組みを理解するために重要な人物や企業について、やさしく解説します。
アフィリエイトに関わる人物と企業
先の図解にも示したように、アフィリエイトには次の4者が大きく関わっています。
- 広告主(商品やサービスを宣伝したい企業)
- ASP(広告主とアフィリエイターをつなぐ仲介役)
- アフィリエイター(あなた=広告を掲載する人)
- ユーザー(広告をクリック後に商品を購入する人)
広告主(商品やサービスを宣伝したい企業)
広告主は、「商品やサービスをもっと多くの人に知ってもらいたい」「売上を伸ばしたい」と考えている企業です。
広告主にとってのアフィリエイトは、購入や申し込みが発生した時だけ報酬を支払えばいいため、費用対効果が高い宣伝方法だと言えます。
このようなタイプの広告を「成果報酬型広告」といいます。
様々なブログやSNSで商品を紹介してもらうことで、広告主の声が届きにくいニッチな層にもアプローチできる点もメリットです。
特に個人のレビューや体験談はユーザーに信頼されやすいため、第三者のリアルな声が販売力につながるという広告主の期待は大きいでしょう。
ASP(広告主とアフィリエイターをつなぐ仲介役)
ASPとは、「アフィリエイト・サービス・プロバイダー」の略で、広告主とアフィリエイターの間を取り持つ仲介サービスです。
ASPに会員登録することで、いろいろな企業の広告を紹介できるようになります。
例えば、あなたがスキンケア用品を紹介したいと思っても、いきなり企業に「紹介させてください」とお願いするのは難しいですよね。
でもASPを使えば、すでに企業と提携している案件がたくさん揃っているので、その中から自分のブログやSNSに合った商品を選んで紹介できるのです。
ASPの主な役割は、次のとおりです。
- 紹介できる商品・サービスを選べる
- 紹介用のリンク(アフィリエイトリンク)を発行してくれる
- 成果が発生したかどうかを記録・管理してくれる
- 複数の広告から発生した報酬をまとめて振り込んでくれる
アフィリエイトでどのような商品を紹介できるのかを知るには、ASPに登録するのが近道です。
はじめは、次の2つのASPに登録することをおすすめします。
どちらも無料で登録でき、初心者でも扱いやすい広告案件が多く揃っています。
多くのASPでは入会時にメディア審査がありますが、A8.netやもしもアフィリエイトならブログやSNSを持っていなくても登録可能です!
その他のアフィリエイト初心者におすすめのASPは、下記ページで詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。
アフィリエイター(あなた=広告を掲載する人)
アフィリエイターとは、ブログやSNSなどのメディアを使って商品やサービスを紹介し、広告リンクから購入・申し込みされた際に報酬を得る人のことです。
しかし、ただリンクを貼るだけでは、アフィリエイトで成果を上げることはできません。成功するためには、文章を書く力だけでなく、次のようなスキルを身につけることが大切だと考えています。
- ユーザーの心を理解する力
- 正確で信頼性のある情報を発信する力
- 商品の価値を正しく伝える力
- 継続する力
ユーザーの心を理解する力
アフィリエイトで最も大切なのは、ユーザーが「買いたくなる」「試してみたくなる」ような、魅力あるコンテンツを作ることです。
ユーザーに刺さる記事を書くためには、ユーザーがどんな悩みや願望を抱え、何を解決したいと思っているのかを理解しなければなりません。
正確で信頼性のある情報を発信する力
アフィリエイトは、時に人の人生を左右するような選択に関わることもあります。例えば、医療やお金、転職、美容などのジャンルです。
そのため、情報源の明記やデメリットの提示など、誠実にコンテンツを作ることが重要です。「自分が読者だったらどう感じるか」を常に意識したいですね。
商品の価値を正しく伝える力
あまりにも売り込みすぎるとユーザーは引いてしまいますが、ただ事実を羅列するだけでも購入や申し込みには繋がりません。
- 実体験
- 比較
- 図解
- Q&A
これらを駆使して、読者の悩みや疑問をスムーズに解消できる表現力を鍛えるべきです。
継続する力
アフィリエイトは「すぐに稼げる仕組み」ではありません。なぜなら、始めたばかりの頃は誰にも見つけてもらえず、アクセスがほとんどないからです。
最初の3か月〜半年は収益ゼロも珍しくないため、地道に発信し続ける力や改善し続ける根気が成否を分けます。
ユーザー(広告をクリック後に商品を購入する人)
アフィリエイトにおける「ユーザー」とは、ブログやSNSなどを見て広告をクリックし、商品の購入や申し込みをする人のことです。
広告主やアフィリエイターが望む成果を生み出すのは、このユーザーです。アフィリエイトは、ユーザーの行動によって成り立つビジネスと言えます。
つまり、ユーザーが主役であり、ユーザーの悩みや疑問を解決するような情報発信が重要なのです。
アフィリエイターは「売る」ことばかりに目を向けず、ユーザーの役に立つ情報を提供し、信頼を得ることに注力しましょう。
「クリック」だけでアフィリエイト報酬がもらえる?
広告で稼ぐ仕組みについて「誰かが広告をクリックしたら報酬がもらえる」と思っていたかもしれませんが、実はそれだけではありません。
広告収入で稼ぐ方法のうち、初心者が取り組みやすいのは次の2つです。
- クリック報酬型広告(Google アドセンス)
- 成果報酬型広告(アフィリエイト)
それぞれの特徴について、以下の表にまとめました。
Google アドセンス | アフィリエイト | |
---|---|---|
報酬発生の難易度 | 易しい クリックだけで報酬発生 | 難しい 購入や申し込みが必要 |
報酬単価 | 低い 1件あたり10円~30円くらい | 高い 1件あたり数十円~数万円 |
掲載できる広告 | 選べない 記事内容などに合わせ自動表示 | 選べる 様々なジャンルから選択可 |
報酬単価の低いクリック報酬型広告(Google アドセンス)の場合、まとまった収入を得るには大量のアクセスを集める必要があります。
大きく稼ぐことを目標とするなら、成果報酬型のアフィリエイトに挑戦するのがおすすめです。
広告収入で稼ぐ方法については、下記ページで詳しく紹介しています。
よくある誤解:「アフィリエイトは怪しい?」
「アフィリエイトって、なんだか怪しい…」そう思ってしまう人は少なくないでしょう。
実際、アフィリエイトという言葉を初めて聞いたとき、「楽して稼げる」とか「ネットで簡単に儲かる」など、怪しげな印象を持たれやすいのが現実です。
でも本来のアフィリエイトは、企業の商品やサービスをブログやSNSで紹介し、成果に応じて報酬を受け取れる「広告の仕組み」のひとつ。
きちんとしたルールの上で成り立っていて、企業と正式に提携して活動する合法的なビジネスです。
ネット通販大手のAmazonや楽天、Yahoo!なども、アフィリエイト広告を採用しています。
怪しいと感じる背景には、「根拠のない儲け話」や「情報商材ビジネス」と混同してしまっているケースが多くあります。
正しい知識を持ち、誠実に取り組めば、アフィリエイトはまっとうな広告活動として多くの人に喜ばれる方法なのです。
アフィリエイトを始めるならSNSよりブログがおすすめな理由
最近はSNSで商品を紹介している人も多く、「アフィリエイトはSNSでもできるんじゃないの?」と思うかもしれません。たしかに、SNSでもアフィリエイトリンクを貼って商品を紹介することはできます。
でも、これから本格的にアフィリエイトで稼ぎたいなら、ブログの方が圧倒的におすすめです。
理由のひとつは、検索からのアクセスを集めやすいこと。ブログは「資産型のメディア」だからです。
SNSは流れが速く、投稿がしだいに埋もれてしまうリスクがあります。しかし、ブログは記事を書き続けることで検索結果に蓄積され、時間が経ってもアクセスを集めやすいメリットがあります。
また、ブログは自分のペースでじっくり情報を伝えられるため、ユーザーからの信頼を得やすいメディアです。ユーザーからの信頼は、購入や申し込みといった「成果」に繋がりやすくなります。
さらに、ブログのデザインや構成は自由度が高く、自分の世界観をしっかり作れるのも強みです。
特におすすめなのが「WordPress(ワードプレス)」というブログ作成ツールです。豊富なデザインテンプレートが揃っており、初心者でもプロっぽい見た目のブログを簡単に作ることができます。
ブログアフィリエイトを始めたい方へ
この記事では、アフィリエイトの仕組みについて初心者向けにわかりやすく解説してきました。しかし、実際に「どうやって始めればいいの?」という疑問については、あえて詳しく回答していません。
というのも、ブログでアフィリエイトを始めるにはいくつかの準備や設定が必要で、それらを丁寧に解説するには「別のページにしっかりまとめたほうがいい」と考えたからです。
もしあなたが「仕組みはわかったから、次は実際に始めてみたい!」と感じているなら、以下のページをぜひ参考にしてください。
ブログの方向性の決め方から、WordPressの立ち上げ方法、収益化のコツまでを、ステップごとにわかりやすく紹介しています。
アフィリエイトは、正しい手順で始めれば誰でも挑戦できるものです。ぜひこの記事をきっかけに、一歩踏み出してみてくださいね。
「アフィリエイトの仕組み」まとめ
アフィリエイトとは、企業の商品やサービスを紹介し、成果が出たときに報酬がもらえる、インターネット広告の仕組みです。
アフィリエイトには「広告主」「ASP」「アフィリエイター」「ユーザー」の4者が大きく関わっていて、以下の流れで報酬が発生します。
- ユーザーが広告掲載メディアにアクセスする
- 広告をクリックしたユーザーが購入・申し込みする
- 広告主からASPに広告費が支払われる
- ASPからアフィリエイターに報酬が支払われる
アフィリエイトでどんな商品を紹介できるかを知るには、ASPに登録するのが近道です。はじめは、審査が不要な次の2つに登録(無料)することをおすすめします。
初心者向けの広告収入の稼ぎ方には、クリック報酬型広告(Google アドセンスなど)もありますが、大きく稼ぐことを目標とするなら成果報酬型のアフィリエイトに挑戦しましょう。
「アフィリエイトは怪しい」という人もいますが、企業と正式に提携して活動する合法的なビジネスです。まっとうな広告活動として多くの人に喜ばれる方法なので、安心してください。
本格的にアフィリエイトで稼ぎたいなら、SNSよりもブログの方が圧倒的におすすめです。理由は次のとおり。
- 検索からのアクセスを集めやすい
- ユーザーからの信頼を得やすい
- 自分の世界観をしっかり作れる
デザインや機能が豊富なWordPressを使って、早速あなたもアフィリエイトを始めてみませんか?