WordPressユーザーに人気のエックスサーバーとシンレンタルサーバーを、徹底比較します。
本記事を読むと、以下のことが分かります。
- エックスサーバーとシンレンタルサーバーの違い
- エックスサーバーがおすすめな人
- シンレンタルサーバーがおすすめな人
レンタルサーバーの公式サイトには、ブログ初心者にとって難しい用語がたくさんありますよね。何を書いてあるのかわからなければ、気になるサーバーを比べようがありません。
そこで本記事では、最低限おさえておきたいサーバー選びのポイントをピックアップして、シンレンタルサーバーとエックスサーバーの比較表を作りました。
サーバーについて詳しくないブログ初心者にも読んでもらえるよう、専門用語をできるだけ省きました。どうしても書く必要がある用語にはわかりやすい解説を加えています。
ぜひ、最適なレンタルサーバーを選ぶための参考にしてくださいね。
こんにちは。かずよしといいます。2010年から複数のレンタルサーバーを使っています。
この記事を書いた、かずよしです
ユーザー数のべ800万人超えの情報サイト「WordPress超初心者講座」を管理・運営する人。ワードプレスの始め方や使い方を、初心者向けにやさしく解説します。
当サイトでは、エックスサーバーとシンレンタルサーバーをWordPress初心者向けのおすすめレンタルサーバーとして紹介しています。
比較表でわかる!シンレンタルサーバーとエックスサーバーの違い
シンレンタルサーバーとエックスサーバーの違いを分かりやすくするために、以下の5つの比較表を作りました。
それぞれ、おすすめの料金プランの内容で比較しています。
- エックスサーバーのおすすめプラン:スタンダードプラン
- シンレンタルサーバーのおすすめプラン:ベーシックプラン
各サーバーでWordPressブログを運営するのに最もコスパがよいのが上記のプランです
比較1:性能・スペック
エックスサーバーとシンレンタルサーバーを、性能面で比較しました。
- 比較項目(青字)をクリックすると、用語の説明に移動します
- 両サーバーで異なる内容を太字にしています
比較項目 | エックスサーバー | シンレンタルサーバー |
---|---|---|
ディスク種類 | SSD | SSD |
ディスク容量 | 500GB | 700GB |
サーバーソフト | Apache、nginx | Apache、nginx |
CPU | リソース保証あり | 6コア6コア |
メモリ | リソース保証あり | 8GB8GB |
稼働率 | 99.99%以上 | 不明 |
転送量 | 無制限 | 900GB/日 |
PHP | PHP8/PHP7/PHP5 | PHP8/PHP7 |
データベース | MySQL 5.7.x/MariaDB 10.5.x | MariaDB 10.5.x |
公式サイト | https://www.xserver.ne.jp/ | https://www.shin-server.jp/ |
どちらのレンタルサーバーも、個人ブログの運営には十分な性能があります。
気になるのは、シンレンタルサーバーの稼働率が公開されていない点です。
稼働率は、サーバーの信頼性や安定性を示す重要な指標。稼働率が明かされていないレンタルサーバーを利用することには、いくらかの不安やリスクが伴います。
一方、きちんと稼働率を公開しているエックスサーバーなら安心です。
それぞれの比較項目について、詳しく見ていきましょう。
サーバーソフト
サーバーソフトとは、サーバーを動かすためのソフトウェアです。シンレンタルサーバーとエックスサーバーは、ともに「Apache」と「nginx」を採用しています。
「Apache(アパッチ)」は、ブログに多くのアクセスが集まったときに、個別に処理する仕事が得意。しかし、たくさんの仕事を同時にすると、動作が少し遅くなってしまうことがあります。
「nginx(エンジンエックス)」は、大量の仕事をまとめて処理することが得意です。バズった時などに威力を発揮します。
CPU、メモリ
CPUやメモリは、サーバーの性能に直結する重要な要素です。パソコンの仕様などでも登場する用語ですね。
「CPU」は、プログラムの実行や計算処理を担当します。サーバーの”頭脳”に例えられる部分です。
「メモリ」は、データを一時的に保存する場所です。サーバーの”作業スペース”に例えられる部分です。
エックスサーバーやシンレンタルサーバーの公式サイトからは、高性能なCPUと十分なメモリ容量を提供していることがわかります。
大きく異なるのは、エックスサーバーでは「リソース保証」が提供されているので、他のユーザーによる影響を受ける心配がありません。
「他のユーザーによる影響」ってどういうこと?
この記事で紹介しているレンタルサーバーは、全て「共用サーバー」です。共用サーバーとは、1台のサーバーを複数のユーザーで共有してレンタルするサーバーのことです。
そのため、共用サーバーではユーザー数の増加やアクセスの集中によって負荷がかかり、CPUやメモリの割り当て量が少なくなってしまう場合があります。
こうした不具合を避けるため、エックスサーバーでは「リソース保証」を導入しています。1ユーザーあたり、CPUは6コア以上を、メモリは8GB以上が保証されています。
稼働率
稼働率は、サーバーがどれだけ順調に動いているかを表す数値です。
レンタルサーバーによっては、公式サイトで稼働率が公表されている場合があります。稼働率を確認するときは、数値を細かくチェックしてください。
下表のように「99.99%」と「99%」とでは、かなり大きな差があるんですよ。
稼働率 | 1年あたりの停止時間 | 1ヶ月あたりの停止時間 |
---|---|---|
99.99% | 約53分 | 約4分 |
99.9% | 約8時間46分 | 約44分 |
99% | 約87時間46分 | 約7時間18分 |
エックスサーバーは、2003年の創業以来99.99%以上の稼働率を維持しています。およそ20年もの間、安定したサーバー運営を続けられているのは凄いですよね。
PHP、データベース
「PHP」は、プログラミング言語の一種です。
「データベース」は、WordPressブログで使用するデータを管理するシステムのことです。
PHPやデータベースにはバージョンがあります。WordPress公式サイトによると、以下のバージョンが利用できるサーバーを使うことが推奨されています。
PHP バージョン 7.4 以上
MySQL バージョン 8.0 以上、または MariaDB バージョン 10.5 以上
HTTPS サポート
必須要件 – WordPress.org 日本語
エックスサーバーもシンレンタルサーバーも上記の要件をクリアしているので、安心してWordPressを使えます。
比較2:サポート・実績
エックスサーバーとシンレンタルサーバーを、サポートや実績面で比較しました。
サポートや実績では、エックスサーバーが圧倒的に優位です。
- 比較項目(青字)をクリックすると、説明に移動します
- 両サーバーで異なる内容を太字にしています
比較項目 | エックスサーバー | シンレンタルサーバー |
---|---|---|
メールサポート | 24時間以内に返信 | 24時間以内に返信 |
チャットサポート | オペレーター: 平日10:00~18:00 自動応答: 24時間365日 | なし |
電話サポート | 平日10:00~18:00 | 平日10:00~18:00 |
国内シェア | No.1 | 不明 |
運営歴 | 2003年7月~ | 2021年5月~ |
WordPress移行 | あり WordPress簡単移行 | あり WordPress簡単移行 |
サーバー移行代行 | あり 33,000円 | あり 33,000円 |
公式サイト | https://www.xserver.ne.jp/ | https://www.shin-server.jp/ |
上記の比較表でとくに注目してほしい項目は、次の3つです。
- サポート
- 国内シェア
- 運営歴
それぞれの比較項目について、簡単に説明します。
サポート
サポート面での大きな違いは、チャットサポートの有無です。
チャットサポートが利用できるエックスサーバーには、次のメリットがあります。
- リアルタイムでのサポートを受けられる
- 複数の質問やトラブルを同時に相談できる
- 直接やり取りできるので効率的に問題が解決できる
とくに初心者にとっては、チャットサポートが用意されているレンタルサーバーを選ぶことで、技術的な問題に直面したときの不安が軽減されるでしょう。
専門用語がわからない場合でも直接質問できるので、安心してブログ運営に集中できます。
国内シェア
HostAdviceの調査によると、レンタルサーバーの国内シェア1位はエックスサーバーとなっています。
国内シェア1位のレンタルサーバーを利用することには、以下のような多くのメリットがあります。
- 多くのユーザーから信頼されている
- 大規模なインフラを持っているので、高い安定性を維持できる
- 機能が豊富で、様々なニーズに対応できるサービスを提供している
シェア1位という実績は、安心感につながります。初めてのレンタルサーバー選びでも、多くのユーザーが「安心」を求めてエックスサーバーを選んでいます。
比較3:サービス
エックスサーバーとシンレンタルサーバーを、サービス面で比較しました。
サービス面でもエックスサーバーが優れています。
- 比較項目(青字)をクリックすると、説明に移動します
- 両サーバーで異なる内容を太字にしています
比較項目 | エックスサーバー | シンレンタルサーバー |
---|---|---|
WordPress開設 | あり WordPressクイックスタート WordPress簡単インストール | あり WordPressクイックスタート WordPress簡単インストール |
自動バックアップ | あり 過去14日分 | あり 過去14日分 |
無料独自ドメイン | 最大2個 | 利用可利用可 1個 |
無料独自SSL | 利用可 | 利用可 |
メールアドレス | 無制限 | 無制限 |
プラン変更 | 可能 上位下位ともに変更可能 | 可能 上位下位ともに変更可能 |
WordPressテーマ割引 | 6種類 | ありあり 1種類 |
公式サイト | https://www.xserver.ne.jp/ | https://www.shin-server.jp/ |
それぞれの比較項目について説明します。
無料独自ドメイン
独自ドメインは、ブログをオリジナルのURLで運営するのに必要です。
通常なら、独自ドメインを利用するには取得費や更新費がかかります。
エックスサーバーもシンレンタルサーバーも、独自ドメインを無料で取得できます。サーバーの契約期間中は、ドメインの更新費も無料です。
エックスサーバーの独自ドメイン永久無料特典を利用する場合、以下の条件を満たす必要があります。24ヶ月以上の長期契約をすると、最大2個のドメインが無料です。
- 「12ヶ月」以上の契約期間を選択する
- 12ヶ月契約で独自ドメイン1個無料
- 24ヶ月以上の契約で独自ドメイン2個無料
- 「自動更新設定」を有効化する
一方のシンレンタルサーバーは、独自ドメイン永久無料特典を利用するための条件は設定されていません。ただし、契約期間にかかわらず、無料になるドメインは1個だけです。
詳しい条件は、各公式サイトで確認してください。
無料独自SSL
SSLは、サイトの通信を暗号化する技術のことです。SSLが設定されたブログはURLが「https://」で始まるのが特徴で、安全性の高さをアピールできます。
独自SSL(独自ドメインに対して設定するSSL)には、有料と無料とがあります。
エックスサーバーもシンレンタルサーバーも、独自SSLを無料で設定することができます。
「WordPressクイックスタート」を利用すれば、独自SSLを自動的に設定してくれます。
エックスサーバーのWordPressクイックスタートを利用する
WordPressテーマ割引
WordPressのテーマとは、ブログのデザインを決めるテンプレートのことです。
テーマには、無料と有料とがあります。ブログの収益化を考えているなら、デザイン性や機能性が高い有料テーマを購入するのがオススメです。
エックスサーバーもシンレンタルサーバーも、人気の有料テーマを割引価格で購入できます。
お得に買えるテーマは、各サーバーによって異なります。
- XWRITE
- SWELL など6種類
- XWRITE
上記のテーマは、【WordPress初心者向け】おすすめテーマの記事で詳しく紹介しています。
ちなみに、このブログで使っているテーマは「SWELL」です
比較4:料金
エックスサーバーとシンレンタルサーバーを、利用料金で比較しました。
比較項目 | エックスサーバー | シンレンタルサーバー | 価格差 |
---|---|---|---|
無料お試し | あり 最大10日間 | あり 最大10日間 | - |
初期費用 | 0円 | 0円 | なし |
3ヶ月 | 1,320円 | 990円 | シンレンタルサーバーが 330円 安い |
6ヶ月 | 1,210円 | 990円 | シンレンタルサーバーが 220円 安い |
12ヶ月 | 1,100円 | 880円 | シンレンタルサーバーが 220円 安い |
24ヶ月 | 1,045円 | 825円 | シンレンタルサーバーが 220円 安い |
36ヶ月 | 990円 | 770円 | シンレンタルサーバーが 220円 安い |
公式サイト | https://www.xserver.ne.jp/ | https://www.shin-server.jp/ | - |
- 2024年9月時点の契約更新料金(1ヶ月あたり 税込)で比較しています
1ヶ月あたりの料金は、いずれの契約期間もシンレンタルサーバーのほうが安いです。価格差は、1ヶ月あたり220~330円となっています。
少しでも料金を抑えたい場合は、シンレンタルサーバーがおすすめです。
しかし、長期間ブログ運営を続けるなら、より安定性の高いエックスサーバーを選ぶべきです。
利用料金はキャンペーンの実施状況などによって変動するので、最新の情報は各公式サイトで確認をお願いします。
比較5:支払い方法
エックスサーバーとシンレンタルサーバーを、支払い方法で比較しました。
- 両サーバーで異なる内容を太字にしています
比較項目 | エックスサーバー | シンレンタルサーバー |
---|---|---|
クレジットカード | 利用可 VISA、MasterCard、 JCB、American Express | 利用可 VISA、MasterCard、 JCB、American Express |
デビットカード | 利用可 VISA、MasterCard、JCB | 利用可 VISA、MasterCard、JCB |
銀行振込 | 利用可 | 利用可 |
ペイジー | 利用可 | 利用不可 |
ペイディ(後払い) | 利用可 | 利用不可 |
コンビニ払い | 利用可 セブンイレブン、ローソン、 デイリーヤマザキ、ミニストップ、 ファミリーマート、セイコーマート | 利用可 セブンイレブン、ローソン、 デイリーヤマザキ、ミニストップ、 ファミリーマート、セイコーマート |
領収書発行 | 不可 | 不可 |
公式サイト | https://www.xserver.ne.jp/ | https://www.shin-server.jp/ |
支払い方法の選択肢は、エックスサーバーのほうが多くなっています。
クレジットカードを持っていれば、エックスサーバーもシンレンタルサーバーも、スムーズに支払いをすることができます。クレジットカード払いだと手数料は無料だし、ポイントも貯まるのでお得ですよ。
領収書の発行について
エックスサーバーもシンレンタルサーバーも、領収書の発行は対応していません。
カード会社の利用明細書や、銀行での振込明細、コンビニで発行されるレシートを、正式な領収書として利用できます。
ここまで、エックスサーバーとシンレンタルサーバーを以下の5項目で比較しました。
上記の比較をもとに、エックスサーバーやシンレンタルサーバーがどんな人におすすめなのかを書きます。
エックスサーバーがおすすめな人
- 安定性が高いレンタルサーバーを使いたい人
- 実績が豊富なレンタルサーバーを使いたい人
- サポートが充実したサーバーを使いたい人
- ブログを長期的に運営して収益化したい人
安定性が高いレンタルサーバーを使いたい人
WordPressブログを運営するなら、サーバーの安定性を重視すべきです。
なぜなら、WordPressはたくさんのプログラムで動くのでサーバーに負荷がかかりやすいからです。
性能が低いサーバーでブログを続けると、表示速度が遅くなったり、エラーが発生したりしてしまう可能性があります。
サーバーの安定性に大きく関わるのが、CPUやメモリの性能です。エックスサーバーは、CPUやメモリの割り当てがしっかりと保証されているので、安心して使うことができます。
12年以上エックスサーバーを使っていますが、一度も大きなトラブルにあったことがないですよ
実績が豊富なレンタルサーバーを使いたい人
エックスサーバーは国内シェアNo.1のレンタルサーバー。
個人だけでなく、20万社以上の企業や官公庁から選ばれているのは、信頼されている証拠ですよね。
もし、いいかげんな運営をするレンタルサーバーなら、ここまでの実績をあげることはできなかったでしょう。安心してブログを続けていくには、実績No.1のエックスサーバーを選ぶべきです。
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サポートが充実したサーバーを使いたい人
エックスサーバーには、他社では真似できないほどの手厚いサポートがあります。まだレンタルサーバーを使ったことがない人も、安心して申し込める環境が整っています。
何度かエックスサーバーのメールサポートを利用しましたが、30分くらいで回答をもらえた時もありましたよ
平日の昼間なら、電話やチャットによるサポートも受けられます。リアルタイムで回答をもらえるので、効率的に問題を解決することができます。
ブログを長期的に運営して収益化したい人
ブログを長期的に運営して収益化するには、以下の特徴を備えたレンタルサーバーが必要です。
- 稼働率が高い
- 実績が豊富である
- サポート体制が充実している
- 簡単に上位プランに変更できる
- 自動バックアップ&復元機能を備えている
これらの特徴を高いレベルで満たしているエックスサーバーが断然おすすめです。
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シンレンタルサーバーがおすすめな人
- サーバーの料金をとにかく安くしたい人
- WordPressをお試し感覚で始めたい人
サーバーの料金をとにかく安くしたい人
少しでも利用料金を抑えたいという人には、シンレンタルサーバーをおすすめします。
料金の比較で、1ヶ月あたりの価格差は220~330円と書きました。この金額だけを見ると、大して安くないように思うかもしれません。
しかし、レンタルサーバーは長期の利用が一般的で、支払いは基本的に一括前払いです。
エックスサーバーとの価格差は、24ヶ月契約では5,280円、36ヶ月契約では7,920円になります。
「この差はデカい」と感じる人には、シンレンタルサーバーがおすすめです。
WordPressをお試し感覚で始めたい人
シンレンタルサーバーは、最短の契約期間「3ヶ月」を選択しても、1ヶ月あたりの利用料金は1,000円未満です。
他社の人気レンタルサーバーと比べて価格は安いですが、性能は悪くありません。エックスサーバーのシステムを基盤としていて、新しい技術が次々に導入されています。
高性能なサーバー環境の下で、とりあえずWordPressを試してみたい人は、シンレンタルサーバーを選ぶとよいでしょう。
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シンレンタルサーバーやエックスサーバーに申し込む前に
レンタルサーバーに申し込む時は、事前に利用規約を確認しておきましょう。
例えば、アダルト系のサイトを運営することは、エックスサーバーでは禁止されています。禁止事項に該当するブログを運営すると、アカウント停止などの処分対象となってしまうので注意してください。
成人向けのブログを運営するなら、シンレンタルサーバーに申し込むのがオススメです。
シンレンタルサーバーとエックスサーバーの比較まとめ
「シンレンタルサーバー」と「エックスサーバー」を比較しました。
両社の主な違いは、次の点です。
- エックスサーバーは「安定性」を重視
- シンレンタルサーバーは「新機能の迅速な導入」と「コスパ」を重視
シンレンタルサーバーは、エックスサーバーと比較して
- 転送量に上限がある
- 稼働率が公開されていない
- リソース保証を利用するには上位プランへの加入が必要
- チャットサポートが用意されていない
- 無料独自ドメインが1つだけ
などのデメリットがあります。両サーバーの価格差は月々220円。年間では、2,640円の違いです。
- 上記の価格差は、それぞれのレンタルサーバーで6ヶ月以上の契約期間を選択した場合です
サーバー性能の比較では、数値だけを見ると大差はありません。しかし、シンレンタルサーバーの稼働率が非公開なのは気になるところです。
サポートや実績では、運営歴が長く、国内シェア第1位のエックスサーバーが圧倒的に優位です。
利用料金を少しでも安くしたい人や、とりあえずWordPressを試してみたい人なら、シンレンタルサーバーを選ぶといいでしょう。
長期的に本気でブログに取り組むなら、実績が豊富で安定性が高いエックスサーバーがおすすめです。
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シンレンタルサーバーからエックスサーバーに引っ越しする方法
エックスサーバーでは、WordPressブログの移転に便利なサービスとして、以下の2つを提供しています。
- WordPress簡単移行(無料)
- サーバー移転代行(1サイトにつき33,000円)
どちらも、サーバー契約完了後に利用できるサービスです。サーバーに関する知識がほとんどないなら、移転代行をお願いするのが無難です。
注意)引っ越しする場合は、サーバー契約時に「WordPressクイックスタート」を利用しないでください
「WordPressクイックスタート」は利用しないでね
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