WordPressでブログを始めるために欠かせないのがレンタルサーバーです。
「おすすめのレンタルサーバー」を検索すると、必ずと言っていいほど紹介されているのが、
- エックスサーバー
- ConoHa WING
この2社です。
どちらも高性能で、オススメできるサーバーであることは確かです。
個人ブログであれば問題なく運営できます。
で、
結局、エックスサーバーとConoHa WING、どっちがいいの?
となりますよね。
この記事を読めば、上記の疑問をサクッと解決できます。
こんにちは、かずよしといいます。2010年からWordPressを使っています。

この記事を書いた、かずよしです
800万ユーザー超えの情報サイト「WordPress超初心者講座」を管理・運営する人。ワードプレスの始め方や使い方を、初心者向けにやさしく解説します。
サーバーの公式サイトを見て、各社の違いが理解できればいいのですが、ブログ初心者には意味不明な用語が多すぎます。
そこで本記事では、サーバーについて詳しくないブログ初心者向けに、最低限おさえておきたいサーバー選びのポイントをピックアップして、比較表を作りました。
難しい専門用語はできるだけ使わないように心がけていますが、どうしても書く必要がある言葉にはわかりやすい解説を加えています。
ぜひ、あなたに最適なサーバーを選ぶための参考にしてください。
サーバー選びの失敗はダメージが大きいです
サーバーを移転するのは、けっこう大変ですからね
ConoHa WINGとエックスサーバーは、ともにWordPressに適したレンタルサーバーとしておすすめしています。
結論:エックスサーバーとConoHaWINGのどちらがオススメ?
エックスサーバーとConoHa WINGは、どちらも高性能で人気のレンタルサーバーです。
後で詳しく書きますが、性能の差はほとんどありません。
結局、どっちがオススメなのか?
先に結論を言うと、長期的にブログを頑張りたい人には「エックスサーバー
」がオススメです。
しかし、最適なレンタルサーバーは、あなたが何を重視するかによって決まります。
下記を参考にしてください。
エックスサーバーがおすすめな人
エックスサーバーを使うのがオススメなのは、以下に当てはまる人です。
- 実績が豊富なサーバーを使いたい
- サポートが充実したサーバーを使いたい
- 無料お試しができるサーバーを選びたい
エックスサーバーは実績が豊富
エックスサーバーは、2003年に運営を開始した老舗のレンタルサーバーです。
※ ConoHa WINGは2018年に運営開始
運営実績が長く、技術的なノウハウが豊富なので、安定性が高いサーバー環境を提供してくれます。
エックスサーバーは、個人ブログだけでなく、企業のサイトにも数多く利用されているんですよ。

もし僕がこれからブログを始めるなら、実績と安定性を重視しますね
エックスサーバーはサポートが充実している
エックスサーバーでは、メール、チャット、電話によるサポートが提供されています。
中でも、メールサポートは24時間365日対応しているのが大きな魅力。
真夜中であろうが正月であろうが、質問への回答をもらうことができます。

何度かメールサポートを利用したことがありますが、30分くらいで回答をもらえたこともありますよ
エックスサーバーは無料お試しができる
エックスサーバーでは、最大10日間の無料お試し期間が用意されています。
「初めてのレンタルサーバーだから不安だな」
「まずは使い勝手を試してから契約したいな」
という人も、安心して申し込めますよね。
無料お試しに関する注意
「WordPressクイックスタート」を利用すると、サーバーの無料お試しをすることはできません。
クイックスタートとは、面倒なWordPressブログの開設を自動化してくれる超便利なサービスです。

エックスサーバー公式サイトより引用
初めてのWordPress開設に不安がある人は、無料お試しを諦めてでもWordPressクイックスタートを利用することをオススメします。
ConoHa WINGがおすすめな人
ConoHa WINGをお勧めしたいのは、以下に当てはまる人です。
- 表示速度にこだわっているサーバーを使いたい
- 少しでもサーバー代を安くしたい
- 時間単位で利用できるサーバーを選びたい
ConoHa WINGは表示速度にこだわっている

ConoHa WING最大のウリは、表示スピードの速さです。
サーバー事業を開始した2018年以来、様々な高速化技術が取り入れられています。
中でも注目は、AIを活用した「WEXAL(ウェクサル)」。
表示速度が遅くなりがちなWordPressブログを高速化するための技術です。

同価格帯のレンタルサーバーでWEXALを提供するのは、ConoHa WINGだけです
エックスサーバーも国内最速!?
実は、エックスサーバーの公式サイト
にも国内最速に関する表記があります。

2社とも国内最速と書いている理由は、速度の「計測方法」が違うから。
いずれにしても、どちらも高速性がすぐれたサーバーであることは確かです。
ConoHa WINGは料金が安い
エックスサーバーとの料金を比較すると、長期契約を選べばConoHa WINGのほうが安いです。
例:36ヶ月契約の場合、総額792円お得
ただし、上記は通常料金での比較です。
キャンペーンの実施状況などによっては、エックスサーバーのほうが安くなる可能性もあります。
また、ConoHa WINGでは、利用料金の支払いに学割を使えます。
学生さんだけでなく、教職員の人も対象になります。
ConoHa WINGの学割については、この記事の後半で詳しく説明します。
ConoHa WINGは時間単位で利用できる
ConoHa WINGには、2つの料金タイプがあります。
- WINGパック(長期利用割引プラン)
- 通常
上記2.の「通常」を選択すると、1時間単位で利用できます。
1時間あたり2.5円、1ヶ月最大1,452円です。
ただし、「通常」はWINGパックと比べたときのデメリットが大きいです。
- 料金が割高になる
- 無料独自ドメインが提供されない
どうしても最低利用期間がない(縛りがない)レンタルサーバーを使いたいなら、ConoHa WINGの「通常」を選択してください。
比較表でわかる!エックスサーバーとConoHa WINGの違い
エックスサーバーとConoHa WINGの違いについて、次の5つの側面から比較しました。
比較した料金プランについて
どちらのサーバーも複数の料金プランが用意されています。
今回は、以下のおすすめプランで比較しました。
ともに最安のプランですが、個人ブログの運営には十分な性能があります。
- エックスサーバー:「スタンダード」プラン
- ConoHa WING:「ベーシック」プラン(WINGパック利用)
※ 2024年9月時点のデータで比較しています
性能の比較
エックスサーバーとConoHa WINGを、性能面で比較しました。
- 比較項目(青字)をクリックすると、説明に移動します
- 両サーバーで異なる内容を太字にしています
| 比較項目 | ![]() エックスサーバー | ![]() ConoHa WING |
|---|---|---|
| ディスク種類 | SSD | SSD |
| ディスク容量 | 500GB | 300GB |
| サーバーソフト | Apache、nginx | Apache、nginx |
| CPU | 6コア | 6コア |
| メモリ | 8GB | 8GB |
| 稼働率 | 99.99%以上 | 99.99%以上 |
| 転送量 | 無制限 | 無制限 |
| PHP | PHP8/PHP7/PHP5 | PHP8/PHP7/PHP5 |
| データベース | MySQL 5.7.x/MariaDB 10.5.x | MySQL 5.7.x |
| 公式サイト | https://www.xserver.ne.jp/ | https://www.conoha.jp/wing/ |
比較した各項目は、サーバーの安定性や高速性に関わる重要な要素ばかりです。とくに気になるのが、データベースの違いです。
なぜなら、ConoHa WINGのデータベースはWordPress公式サイトが推奨する要件を満たしていないからです。
それぞれの比較項目について、詳しく説明します。
ディスク種類
「ディスク」とは、ブログに関わるデータを記憶する装置のことです。レンタルサーバーのディスクには、「HDD」と「SSD」の2種類があります。
HDDよりもSSDのほうがデータを高速で読み書きできるため、ブログの表示速度によい影響を与えます。「SSD」を採用しているサーバーを選ぶのがオススメです。
エックスサーバーもConoHa WINGも、SSDを採用しています。
ディスク容量
ディスクに保存できるデータの容量です。個人ブログなら、200GBもあれば十分です。
もし容量不足になってしまったら、解決法は次の2つから選ぶことになります。
- 料金プランを変更する
- 他のサーバーに移行する
2. の「サーバー移行」はとても手間がかかる面倒な作業です。移行作業が専門の代行業者もあるほど。
高画質な写真や動画をブログにたくさん載せる予定があるなら、料金プランを変更できるサーバーを選んでおくと安心です。
エックスサーバーもConoHa WINGも容量は十分。もしもの時も、契約途中のプラン変更に対応しています。
2024年8月から、エックスサーバーの容量が大幅に増量(300GB → 500GB)されました。
サーバーソフト
サーバーを動かすためのソフトウェアです。代表的なのが「Apache」と「nginx」です。
「Apache(アパッチ)」は、ブログに多くのアクセスが集まったときに、個別に処理する仕事が得意。しかし、たくさんの仕事を同時にすると、動作が少し遅くなってしまうことがあります。
「nginx(エンジンエックス)」は、大量の仕事をまとめて処理することが得意です。バズった時などに威力を発揮します。

エックスサーバーもConoHa WINGも「Apache + nginx」の組み合わせを採用しています。
そのため、どちらのサーバーも安定性と高速性が期待できます。
両サーバーを比較するブログ記事で「エックスサーバーはApacheを採用していないから、ConoHa WINGのほうがオススメ」という内容を書いている人もいますが、これは誤りです。
エックスサーバーの公式ページには、Apacheとnginxを使っていることが明記されています。

CPU、メモリ
CPUやメモリは、サーバーの性能に直結する重要な要素です。パソコンの仕様などでも登場する用語ですね。
「CPU」は、プログラムの実行や計算処理を担当します。サーバーの”頭脳”に例えられる部分です。
「メモリ」は、データを一時的に保存する場所です。サーバーの”作業台”に例えられる部分です。
エックスサーバーもConoHa WINGも、高性能なCPUと十分なメモリ容量を提供しています。
そのため、どちらのサーバーも安定性と高速性が期待できます。
稼働率
稼働率は、サーバーがどれだけ順調に動いているかを表す数値です。
レンタルサーバーによっては、公式サイトで稼働率が公表されている場合があります。稼働率を確認するときは、数値を細かくチェックしてください。
下表のように「99.99%」と「99%」とでは、かなり大きな差があるんですよ。
| 稼働率 | 1年あたりの停止時間 | 1ヶ月あたりの停止時間 |
|---|---|---|
| 99.99% | 約53分 | 約4分 |
| 99.9% | 約8時間46分 | 約44分 |
| 99% | 約87時間46分 | 約7時間18分 |
エックスサーバーもConoHa WINGも、稼働率99.99%以上で動いています。
転送量
転送量とは、ブログを通じて送受信されるデータの合計量です。例えば、高画質な写真や動画を多く載せたブログや、大量のアクセスを集めるブログは、転送量が大きくなります。
レンタルサーバーによっては、転送量に制限が設けられていることがあります。上限を超えた場合は、追加料金が発生したり、一時的に通信が制限されたりしてしまいます。
エックスサーバーもConoHa WINGも、転送量は無制限です。
PHP、データベース
「PHP」は、プログラミング言語の一種です。
「データベース」は、WordPressブログで使用するデータを管理するシステムのことです。
PHPやデータベースにはバージョンがあります。WordPress公式サイトによると、以下のバージョンが利用できるサーバーを使うことが推奨されています。
PHP バージョン 7.4 以上
MySQL バージョン 8.0 以上、または MariaDB バージョン 10.5 以上
HTTPS サポート
必須要件 – WordPress.org 日本語
ConoHa WINGは、MySQLのバージョン(5.7)が上記の要件を満たしていません。
公式サイトの推奨要件を満たしていないサーバーだと、WordPressが正常に動かないおそれがあるため注意が必要です。
エックスサーバーは上記の要件をクリアしているので、安心してWordPressを使えます。
エックスサーバーだけが採用している「MariaDB」は、MySQLの派生版として誕生したデータベースです。MySQLには含まれていなかった多くの機能が追加されています。
上記の比較から、安全にWordPressを始めるにはエックスサーバーが適していると言えます。
サポートや実績の比較
エックスサーバーとConoHa WINGを、サポートや実績面で比較しました。
サポートや実績では、エックスサーバーが優位です。
- 比較項目(青字)をクリックすると、説明に移動します
- 両サーバーで異なる内容を太字にしています
| 比較項目 | ![]() エックスサーバー | ![]() ConoHa WING |
|---|---|---|
| メールサポート | 24時間365日 | 平日10:00~18:00 |
| チャットサポート | オペレーター: 平日10:00~18:00 自動応答: 24時間365日 | 平日10:00~18:00 |
| 電話サポート | 平日10:00~18:00 | 平日10:00~18:00 |
| 国内シェア | No.1 | 不明 |
| 運営歴 | 2003年7月~ | 2018年9月~ |
| WordPress移行 | あり WordPress簡単移行 | あり WordPressかんたん移行 |
| サーバー移行代行 | あり 33,000円 | あり 7,678円 |
| 公式サイト | https://www.xserver.ne.jp/ | https://www.conoha.jp/wing/ |
上記の比較表でとくに注目してほしい項目は、次の3つです。
- サポート
- 国内シェア
- 運営歴
それぞれの比較項目について、簡単に説明します。
サポート
エックスサーバーもConoHa WINGも、メール、チャット、電話によるサポートを提供しています。このうち「メールサポート」については、両社で大きな違いがあります。
エックスサーバー
のメールサポートには休みがありません。不明な点やトラブルなどに、年中無休で回答・対応してくれます。
一方のConoHa WINGは、どのサポートも平日の10時~18時の間しか繋がりません。土日祝や真夜中に何か問題が起きても、返答や対応をしてもらえないのです。

これからブログを始める人には、サポートがしっかりしているエックスサーバーがおすすめです。
\ サポート体制が充実♪ /
運営歴
エックスサーバーとConoHa WINGとでは、運営歴に15年以上の開きがあります。
エックスサーバーのように運営歴が長いほどサーバーに関する技術やノウハウを豊富に持っているため、信頼性が高いと判断できます。
もしエックスサーバーが「大規模な障害」や「データ消失などの事故」が多発するようなら、こんなに長続きはしてないですよね
WordPress移行、サーバー移行代行
すでにWordPressでブログを始めているけど、使っているサーバーに満足できない…。
そんな人は、「WordPress移行(無料)」や「サーバー移行代行(有料)」を利用して、サーバーを引っ越してしまいましょう。
サーバー移行代行の料金については、ConoHa WINGのほうが安いです。
引っ越し専門の業者に頼む方法もありますよ
サービスの比較
エックスサーバーとConoHa WINGを、サービス面で比較しました。
- 比較項目(青字)をクリックすると、説明に移動します
- 両サーバーで異なる内容を太字にしています
| 比較項目 | ![]() エックスサーバー | ![]() ConoHa WING |
|---|---|---|
| WordPress開設 | あり WordPressクイックスタート WordPress簡単インストール | あり WordPressかんたんセットアップ WordPress簡単インストール |
| 自動バックアップ | あり 過去14日分 | あり 過去14日分 |
| 無料独自ドメイン | 利用可 最大2個 | 利用可 最大2個 |
| 無料独自SSL | 利用可 | 利用可 |
| メールアドレス | 無制限 | 無制限 |
| プラン変更 | 可能 下位プランへの変更は 反映までに時間がかかる | 可能 すぐに反映される |
| WordPressテーマ割引 | あり | あり |
| 学割 | なし | あり |
| 公式サイト | https://www.xserver.ne.jp/ | https://www.conoha.jp/wing/ |
それぞれの比較項目について説明します。
WordPress開設
通常、WordPressでブログを始めるには多くの手順が必要で、かなり面倒です。
しかし、どちらのサーバーもWordPressの開設を自動化するサービスを無料提供しています。
- エックスサーバー:WordPressクイックスタート
- ConoHa WING:WordPressかんたんセットアップ
どちらも10分ほどでWordPressブログを始められます。
僕がブログを始めた頃では考えられないほど、WordPressの開設が簡単になりました
ただし、クイックスタートやかんたんセットアップを利用できるのは、サーバーの契約申し込みのときだけなので注意してください。
「WordPressクイックスタート」を利用しよう
「WordPressかんたんセットアップ」を利用しよう
自動バックアップ
サーバーの故障や設定ミスなどによるトラブルに備えるためには、バックアップが不可欠です。
自動的にバックアップをしてくれて、復元も簡単にできるレンタルサーバーを選んでおくと安心です。
エックスサーバーもConoHa WINGも、万が一のときは過去14日分のバックアップデータから無料で復元できます。
無料独自ドメイン
独自ドメインは、ブログをオリジナルのURLで運営するのに必要です。
通常なら、独自ドメインを利用するには取得費や更新費がかかります。
エックスサーバーもConoHa WINGも、独自ドメインを最大2個まで無料で取得できます。契約期間中は、更新費も無料です。
ただし、無料で独自ドメインを使うには条件があります。
エックスサーバーの場合:
- 「12ヶ月」以上の契約期間を選択する(新規申し込み時)
- 「自動更新設定」を有効化する
ConoHa WINGの場合:
- WINGパック(長期割引プラン)で契約する
詳しい条件は、各公式サイトで確認してください。
無料独自SSL
SSLとは、サイトの通信を暗号化する技術のこと。
SSLが設定されたブログはURLが「https://」で始まるのが特徴で、安全性の高さをアピールできます。

独自SSL(独自ドメインに対して設定するSSL)には、有料と無料とがあります。
エックスサーバーもConoHa WINGも、独自SSLを無料で設定することができます。
メールアドレス
独自ドメインを使って、自分だけのメールアドレスを作ることができます。
レンタルサーバーによっては、作成できるメールアドレスの個数が制限されている場合があります。
エックスサーバーもConoHa WINGも、作成できるメールアドレスの個数は無制限です。
プラン変更
サーバーに保存するデータが増え、容量の制限を超えてしまう場合は、プラン変更が必要です。
どちらのサーバーも、最安プランで十分なディスク容量が提供されます!一般的な個人ブログなら、プラン変更の必要性は低いですよ
エックスサーバーのプラン変更は、次の条件があります。
| 変更内容 | 申請できる時期 | 変更が適用される時期 |
|---|---|---|
| 上位プランへの変更 | いつでも | すぐに適用 |
| 下位プランへの変更 | サーバー利用期限月の 1日~20日 | 翌月1日 |
ConoHa WINGは、上位プラン・下位プランとも、好きなタイミングでプラン変更できます。
WordPressテーマ割引
WordPressの「テーマ」とは、ブログのデザインを決めるテンプレートのことです。
テーマには、無料と有料とがあります。ブログの収益化を考えているなら、デザイン性や機能性が高い有料テーマを購入するのがオススメです。
エックスサーバーもConoHa WINGも、人気の有料テーマを割引価格で購入できます。
お得に買えるテーマは、各サーバーによって異なります。
上記の太字のテーマは、【WordPress初心者向け】おすすめテーマの記事で詳しく紹介しています。
ちなみに、このブログで使っているテーマは「SWELL」です
学割
ConoHa WINGでは、利用料金の支払いに学割を使えます。

対象者は次のとおりです。
- 日本国内にある大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校の学生
- 日本国内にある大学、大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校の教職員
割引率は、実質10%です。
「実質」と書いたのは、利用料金そのものが割引となるわけではないからです。ConoHa の学割では、料金支払いに使えるプリペイドカードを10%オフで購入できます。
料金の比較
エックスサーバーとConoHa WINGを、利用料金で比較しました。
| 比較項目 | ![]() エックスサーバー | ![]() ConoHa WING | 価格差 |
|---|---|---|---|
| 無料お試し | あり 最大10日間 | なし | - |
| 初期費用 | 0円 | 0円 | なし |
| 3ヶ月 | 1,320円 | 1,331円 | エックスサーバーが 33円 安い |
| 6ヶ月 | 1,210円 | 1,210円 | なし |
| 12ヶ月 | 1,100円 | 1,089円 | ConoHa WINGが 11円 安い |
| 24ヶ月 | 1,045円 | 1,029円 | ConoHa WINGが 16円 安い |
| 36ヶ月 | 990円 | 968円 | ConoHa WINGが 22円 安い |
| 公式サイト | https://www.xserver.ne.jp/ | https://www.conoha.jp/wing/ | - |
- 2024年9月時点の契約更新料金(1ヶ月あたり 税込)で比較しています
上の比較表から、次のことがわかります。
- 3ヶ月契約を選択するとエックスサーバーのほうが安い
- 12ヶ月以上の契約を選択するとConoHa WINGのほうが安い
ただ、価格差は月額に換算すると11~33円ほどです。この差があまり気にならないなら、エックスサーバーを選ぶことをおすすめします。
さて、上記のConoHa WINGの利用料金には「サービス維持調整費」を含んでいます。
ConoHa WINGは「サービス維持調整費」がかかる
ConoHa WINGでは、2023年2月1日から「サービス維持調整費」がかかるようになりました。
通常の料金に加えて「10%」の費用が請求されます。
» 「サービス維持調整費」についてのご案内(ConoHa 公式ページ)
電気料金や為替などの影響だということですが、10%は大きいですよね
ただ、利用料金はキャンペーンの実施状況などによって変動するので、最新の情報は各公式サイトで確認をお願いします。
支払い方法の比較
エックスサーバーとConoHa WINGを、支払い方法で比較しました。
両サーバーで異なる内容を太字にしています。
| 比較項目 | ![]() エックスサーバー | ![]() ConoHa WING |
|---|---|---|
| クレジットカード | 利用可 VISA、MasterCard、 JCB、American Express | 利用可 VISA、MasterCard、 JCB、American Express、 Diners Club |
| デビットカード | 利用可 VISA、MasterCard、JCB | 利用可※1 VISA、MasterCard、JCB、 American Express、Diners Club |
| 銀行振込 | 利用可 | 利用可※1、※2 |
| ペイジー | 利用可 | 利用可※1 |
| ペイディ(後払い) | 利用可 | 利用不可 |
| コンビニ払い※3 | 利用可 | 利用可※1、※2 |
| PayPal | 利用不可 | 利用可※1 |
| 領収書発行 | 不可 | 不可 |
| 公式サイト | https://www.xserver.ne.jp/ | https://www.conoha.jp/wing/ |
※1 「ConoHaチャージ(プリペイド形式の支払い方法)」の利用が必要
※2 「ConoHaカード(プリペイドカード)」の購入が必要
※3 セブンイレブン、ローソン、デイリーヤマザキ、ミニストップ、ファミリーマート、セイコーマートを利用可
最後に、支払い方法でも比較してみました。
クレジットカードを持っているなら、エックスサーバーもConoHa WINGも、スムーズに支払いをすることができます。クレジットカード払いだと手数料は無料だし、ポイントも貯まるのでお得ですよ。
僕がサーバー代の支払いに使っているのは楽天カードです
クレジットカードを利用できない人がConoHa WINGに申し込む場合
「ConoHaチャージ」もしくは「ConoHaカード」を利用する必要があります。
個人的には、プリペイド方式の支払い方法は面倒だなあ、と感じます……
領収書の発行について
エックスサーバーもConoHa WINGも、領収書の発行は対応していません。
カード会社の利用明細書や、銀行での振込明細、コンビニで発行されるレシートを、正式な領収書として利用できます。
ConoHa WINGのメリット・デメリット
エックスサーバーと比較したときの、ConoHa WINGのメリット・デメリットをまとめます。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| プラン変更を柔軟にできる サーバー移行の代行費用が安い 人気テーマ「SANGO」「JIN:R」を安く買える 料金支払いにPayPalが使える | 運営歴が短い(2018年9月~) 無料お試しができない サービス維持調整費(10%)がかかる |
エックスサーバーのメリット・デメリット
ConoHa WINGと比較したときの、エックスサーバーのメリット・デメリットをまとめます。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 国内シェアNo.1なので信頼できる 老舗(2003年7月~)なので安心できる サポートが充実している 無料でお試しができる 人気テーマ「SWELL」を安く買える 料金支払いにペイディ(後払い)が使える | 下位プランへの変更が柔軟にできない サーバー移行の代行費用が高い |
\ おすすめNo.1 /
ConoHa WINGやエックスサーバーに申し込む前に
レンタルサーバーに申し込む時は、事前に利用規約を確認しておきましょう。
例えば、アダルト系のサイトを運営することは、どちらのサーバーも禁止しています。禁止事項に該当するブログを運営すると、アカウント停止などの処分対象となってしまうので注意してください。
成人向けのブログを運営するなら、以下のレンタルサーバーに申し込むのがオススメです。
ConoHa WINGとエックスサーバーの比較まとめ
「エックスサーバー」と「ConoHa WING」を比較しました。
どちらも高性能で人気のレンタルサーバーです。個人ブログなら問題なく運営できます。
長期的にブログを続けていきたいなら、エックスサーバー
がおすすめです。
理由は下記の3つです。
- 実績が豊富である
- サポート体制が充実している
- 2010年から使い続けていて、大きなトラブルにあったことがない
あなたはどちらを選びますか?
実績、サポート、お試しを重視するなら
表示速度、料金、短期契約を重視するなら










